- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県中山町
- 広報紙名 : 広報なかやま 令和8年1月15日号
■中山町長 佐藤俊晴
皆様には輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
令和8年の幕開けにあたり、町民の皆様に謹んでごあいさつを申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、令和7年3月に、流域水害計画としては東北で二番目となる、「石子沢川流域水害対策計画」が策定されました。計画においては、流域全体のあらゆる関係者が協働し、「氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策」、「被害対象を減少させるための対策」、「被害の軽減、早期復旧・復興のための対策」、「流域管理のデジタル化・見える化」の4つの視点から、流域一帯で総合的かつ多層的な流域水害対策を講じることにより、浸水被害の最小化を図ることを基本方針に定めております。
これまで、町として防災・減災対策の取り組みに力を入れてきた中、その取り組みの大きな後押しとなる本計画が策定されたことを、非常に喜ばしく思うとともに、流域治水の推進に向け、決意を新たにしたところです。計画の実現に向けて、関係者が一丸となり、安全・安心な住みよいまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
また、特に印象に残っている行事としましては、10月17日から20日にかけて、日本体育大学の「集団行動」の合宿が、町の総合体育館で行われたことでございます。中山町で合宿が行われたのは今回で3回目、令和元年以来6年ぶりとなりました。町では、平成28年に日本体育大学と「スポーツ推進・健康づくりに関する協定」を締結しており、そのような繋がりもあって、合宿先に選ばれました。
合宿に参加した1年生から4年生の79名の学生が、厳しい練習に取り組む姿は一般公開され、町内外から訪れた約3500名の見学者から、大変好評をいただくとともに、中山町のPRにも大きく寄与したものと思っております。
加えて、合宿期間中において、学生の皆さんと町民の交流の機会として、集団行動の「体験教室」が行われ、町内の小中学生や一般の方、約170名にご参加いただきました。町と日本体育大学との交流が深められたことを、大変喜ばしく思うとともに、今後も繋がりを深めていきたいと思ったところです。
今申し上げたのはほんの一例ではございますが、昨年は特に、安全・安心な住みよいまちづくりの実現に向けた大きな一歩を踏み出した1年だったと感じているところです。
現在、町を取り巻く情勢としましては、少子高齢化を伴う人口減少の加速、あらゆる分野における人手不足の深刻化、自然災害の頻発・激甚化、物価高騰の長期化など大変厳しい状況となっており、このような状況の中において、町民の暮らしの質を高め、地域の活力を維持・向上させるためには、より柔軟かつ実効性のある施策の展開が求められていると考えております。
町としましては、これまで実施してきた施策の評価・検証を行いつつ、町民の皆様方の声をお聞きしながら、今後のまちづくりに向けた取り組みの方向性を定める「第6次中山町総合発展計画・後期5か年基本計画」の策定を進めているところであり、安全・安心な住みよいまちづくりの実現に向け、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
そのためにも、これまで以上に皆様と直接対話できる機会を増やし、多方面からのご意見をいただきながら、更なる町政の発展に繋げてまいりたいと存じますので、ぜひともお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が町民の皆様にとりまして、すばらしいものでありますよう、祈念申し上げて、新年のごあいさつといたします。
