くらし ひと・夢・まち 町長コラム

■未来への展望
先月開催される予定だった「元祖“全国”芋煮会in中山2025」を雨天により中止という決断せざるを得なかったこと、本当に無念でなりません。来年はこの経験と反省を踏まえ、文化遺産である「芋煮会」を、雨にも負けない皆が楽しめるイベントとして実施すべく、関係者一丸となって臨みたいと思っております。
芋煮会と言ったら、外で芋煮と一緒に食べるおにぎりは格別ですが、「米」の認識は地域によって大きく異なるようです。以前沖縄に行った際、食事処で出た白米に「この米はなんですか?」と聞いたところ、「米は米だよ!」という答えが返ってきました。稲作農業が盛んである本県出身の私としては「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」などの品種名を答えてくれるものと思っていたのですが……。日本人の主食である「米」ひとつ取っても、国内での認識がここまで違うのですから、食の問題というのは難しいものです。
そのような中、本県から鈴木憲和代議士が農林水産大臣として初入閣しました。本県の基盤産業である農業を取り巻く環境の厳しさと、地方の実情を知る人物であり、「先を見通せる農政を実現したい」という決意の言葉には、農業政策に尽力してきた専門家としての自信が感じられます。ぜひ、県土発展のために尽力していただきたいと願わずにはいられません。
そして彼を大臣に抜擢したのが憲政史上初の女性首相(高市早苗氏)です。さまざまな諸課題を抱えてのスタートであるかと思いますが、世論調査によると80%以上の若年層国民が支持しており、新首相の言う「世界の真ん中で咲き誇る日本を目指す」と言う信念には、多くの人々が明るい未来を連想し期待を膨らませているようです。そして私も国民の一人として、米は米でも「山形の米」「日本産の米」が幅広く認知され、その生産を支える農業が発展し続けることを期待しているのです。

中山町長 佐藤俊晴