くらし 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。「職員の上司は町長。町長の上司は、町民の皆さま」という思いを胸に働いてまいりますので、本年もご助言ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
町長就任以降、町民の皆さまの「すっだいこと」を実現するため、「稼ぐ!」「つながる!」「育む!」「支えあう!」まちづくりに向けて奔走してまいりました。町や地域のため、花火大会の復活など、職員・町民の皆さまと共に果敢に挑戦できたことを嬉しく、またありがたく感じております。おかげさまで、西川町には、デジタル政策や町民の皆さまが楽しむ拠点づくり(いきいきサロン・ミニデイ)などの視察に、年間500名以上の方にお越しいただいております。
今年の干支「午(うま)」は、飛躍・挑戦の象徴です。挑戦に困難は付き物であり、成果が実るまで時間を要することもあります。しかし、私は、町民の皆さまのご要望を一つでも多く形にし、笑顔をお届けできるよう、そして子どもたちが「自分もまちづくりに関わりたい」と思っていただけるよう、スピード感を持って挑戦してまいります!

1 「すっだいこと」の実現には「稼ぐ!」必要があります
「町道を直してほしい」「このような補助があれば一人でも安心して暮らせる」といった地域の声を形にするためには、職員の「企画力」と「財源確保」が不可欠です。具体的には、職員は町民の皆さまとの対話を通じて企画を練り、要綱を整えて確実に事務を遂行する。そして私は、町の代表として国や民間企業に直接要望して、財源を確保してまいります。「一人の限界」が「町の限界」とならないよう、それぞれが役割を果たせる組織を目指し、職場内で対話を重ねてまいります。

2 人と「つながる」ことで「実行力」を高めてまいります
地域や町として「すっだいこと」を実現し、お困りごとを解決するためには、自分たちに足りない部分を得意な方や専門的な知見を持つ方に頼むことで、物事が飛躍的に進むことを経験いたしました。
町としては、課題解決に向けた協力者を紹介できる「つながり」をつくり、町や地域で「すっだいこと」を語り合える雰囲気がつくれるよう、私が先頭に立って旗を振ってまいります。

3 観光の好機を活かす!
昨年、世界170を超える国と地域で購読されているビジュアルマガジン「ナショナルジオグラフィック」の「2026年に行くべき世界の旅行先25選」に「山形県」が選出されました。その中で、西川町は次のように紹介されました。
『国連世界観光機構によって「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選ばれた西川町は、毎年冬に約6メートルの積雪があり、6月でもスキーを楽しめるほどです。出羽三山の一つである月山を擁する西川町は、古くから巡礼者を惹きつけてきましたが、現在では工芸体験や料理体験など、持続可能な観光を展開しています。』
この好機を活かし、山形駅や銀山温泉からの観光客誘致を講じるほか、三山信仰などの「精神文化」の魅力を深く伝えられるガイドを育成していきたいと考えております。

4 「担い手」の確保・育成
西川町では今、人口減少に起因する多くの課題を抱えています。世界から注目されつつある今の西川町の魅力を失うことなく、次世代へつないでいくため、「担い手」の確保・育成を徐々に強化してまいります。
西川町の美しい森林、田畑、山菜、おもてなしの心、三山信仰、伝統行事、そして文化財。これらを守り残すためには、それを受け継ぐ「担い手」が不可欠です。その担い手は、町内におられるのか、あるいは町外におられるのかは分かりません。「担い手」の発掘・育成には時間を要し、これまで行政として深く踏み込めなかった分野でもあります。しかし、取り返しがつかなくなる前に、この困難な課題に正面から向き合い、行政としてどのような支援ができるかを真剣に考えてまいります。

5 前進と反省
これらを実践するための土台は、地域課題をしっかり把握し、人と深くつながることです。そのためには、元気なあいさつと教えてもらったことを書き留めることが必要です。この愚直な反復こそが、皆さまの課題解決や「担い手」確保の最初の一歩です。職員とともに私自身も実践してまいります。
また、昨年は、私自身として未熟な部分があり、町民の皆さまにはご心配をおかけしました。反省すべきところは反省し、前を向くところは前進していきたいと思います。
結びに、本年が町民の皆さまにとりまして、希望と笑顔にあふれる一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

西川町長 菅野大志