くらし 菅野大志の「いどばた会議」vol.36

まちづくりに関する活動や近況などを西川町長・菅野大志が綴ります。

■今月の大ニュース!
『花火5000発! 海味・沼山・間沢から華やかに打ち上げ』

1.フェリシア月山カヌーセンター
1990年に寒河江ダムが完成し、1992年に国体でカヌー競技が行われてから、33年が経ちました。カヌーセンターを建設した目的は主に4点です。
(1)移転を余儀なくされた112世帯のため、ダムを更に活用したい
(2)国体時から変わらない、カヌー競技の環境改善(着替えはテント、トイレは仮設、落雷時の避難場所がない。)
(3)イベント以外でも日常的にホビーやレジャーカヌーを楽しむことができるようになり、カヌー経験者を中心に町内に雇用の場を創る
(4)安全性を高めることで、国際大会や大規模大会の招致を可能にし、地域活性化につながる
カヌーセンター建設に向けては、長年にわたり多数の関係者に尽力いただきました。特に、山形県カヌー協会理事長を務めた荒木政司さんと、観光課の長岡剛課長補佐には、数十年もの間、あきらめることなく構想を具体化いただきました。ありがとうございます。また命名権をフェリシア学園理事長の百瀬様に購入いただきました。ありがとうございました。

2.朝日連峰、月山の山開き
6月15日、朝日連峰の安全祈願祭が、鳥原小屋で開催されました。ブナ峠より登る途中、今年もギンリョウソウと出会えました。実際に登ってみると、倒木や水たまりがあり、そのたびに、登山道・山小屋を管理頂いている西川山岳会・大井沢の皆様の利他の心に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
7月1日は、月山の山開き。こちらも志津・本道寺・岩根沢の皆様の登山道管理に感謝。

3.入間でのホタル観賞会、岩根沢の八兵衛新田堰沿いの林道視察
6月28日、入間のホタル観賞会・スカイランタン飛ばしに、子供たちご家族多数参加。長年にわたりホタルを守り、イベントを企画いただいた入間区・公民館の皆様に感謝。案内看板もあり進化していました。これは、自然豊かな西川らしいの宝ものです。
岩根沢区の皆様立ち合いの下、雪解けが遅れ、八兵衛新田堰沿いの林道復旧が遅れそうな状況が確認できました。国に対して工期延長をしっかり要望します!

4.ぴんしゃん広場、認知症カフェに混ぜてもらい感謝!
高齢者の健幸のためには、どんなことに注意が必要か勉強させてもらいました。私の祖母も認知症となり、どう対応すべきかわからなかったので、菅野千尋先生を講師とするケアハイツのカフェに参加。90歳以上の女性の70%が認知症になること、前兆を確認する質問、外出した際の注意点などを学びました。健幸には、交流・話すことが重要で、ぴんしゃん広場や、ミニデイサービス、老人クラブ、民生児童委員の役割の重要性を再確認できました。

5.西川のONSENガストロノミーが、協会の最優秀賞となりました!
ONSENガストロノミー協会表彰において、西川町が「最優秀賞」を受賞しました!昨年度は、本道寺と岩根沢を主会場として、ボランティア281名、参加者354名で開催。満足度が高く、町民の皆様の「おもてなし」が高い評価を受けました。受賞式は、月山朝日観光協会のほか、海味ドリームクラブ(奥山妙子さん、井上美恵子さん、木村睦子さん)、かわどい亭(高橋みつ子さん、松田りつ子さん、長岡由紀さん)、岩根沢から吉本健さん、岩本寿一さん、本道寺から山内善信さんにご参加いただきました!今年の秋は、9月27日(土)睦合公園から道の駅にしかわを目指す9kmで開催予定。

6.国土交通省への要望
六十里越街道は、令和2年の大雨により、四ツ谷川を横断できなくなりました。西川町は、昨年、国連世界観光機関から日本で7地域目のベストツーリズムビレッジにされました。その追い風をしっかり活かすため、六十里越街道の復旧は必要です。
今春、水沢神社付近で土砂崩れが起き、高速道路が一時通行止めになりました。このようなことが再び起きないよう水沢での治水工事が必要です。
この2点を、6月、国土交通省新庄河川事務所長に要望しました。

7.仙台経済同友会で西川の取組を紹介
6月23日、仙台経済同友会(代表幹事:七十七銀行小林頭取)にて、150名の経営者に西川町の取組(自治体経営・新地方創生交付金が東北で最も多く獲得できた人材育成)を説明する機会をいただきました。契機は、玉谷製麺所の玉谷貴子専務のご紹介により、宮城県栗原市の経営者団体が西川に視察に来られ、そのうちの1人が同友会にわが町を紹介いただいたご縁です。仙台で開かれた会合では、アイリスオーヤマの大山健太郎会長に企業版ふるさと納税のお礼と西川中学校の修学旅行での訪問をお願いしました。

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