- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひまち 令和7年8月号
■シルバー人材センターで輝く人々
高齢化が進み、生産年齢人口(15~64歳)が減少する昨今。活力ある町であり続けるためには、高齢者も元気に仕事に取り組み、地域と関わりを持つことが重要となっています。
今回は、一般社団法人朝日町シルバー人材センター(石井喜久男理事長/以降「町シルバー人材センター」と表記)に注目して、定年を迎えた方々の働き方について特集。同センターが担う役割とともに、会員が感じているやりがいや魅力などを紹介します。
◆シルバー人材センターとは
地域の高齢者が豊かな知識や経験、能力を生かして働けるよう機会を提供するとともに、地域社会の活性化に貢献する一般社団法人です。
同センターは発注者から仕事を受注し、会員の都合や希望に応じて仕事を割り振ります。(具体的な仕組みは〔図1〕のとおり)
◆会員数はやや減少
シルバー人材センターは市区町村単位で置かれ、当町においては平成7年に発足。今年7月25日現在で109人(男性:72人・女性:37人)が加入しています。〔図2〕に記載のとおり、昨年度まで会員数はやや減少していたものの、受託件数は新型コロナの流行が収まった令和4年度に再び増加しています。
◆地域のつながりを生きがいに
「自主・自立・共働・共助」を基本理念とするシルバー人材センターの事業。収益を重視せず、会員に生活の安定や現役世代の経済的な下支え、そして生きがいの充実を感じてもらうことを目的としています。
〔図1〕シルバー人材センターの仕組み
〔図2〕会員数と受託件数の推移
■朝日町「まち・ひと・しごと」創生総合戦略
基本目標3:高齢者や障がい者がいきいきと住み続けることのできる環境を整える
町の人口減少と少子高齢化の抑制に向けた取り組みのもととする計画「第3期朝日町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容を紹介します。
◆今回紹介する計画は…
高齢者や障がい者が生きがいを持って取り組める「しごと」を創生する
○具体的な施策
・高齢者が自らの能力を活用して社会参加する場の確保を支援する
・シルバー人材センターの運営を支援する