広報あさひまち 令和7年8月号

発行号の内容
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くらし
町長歳時記 (221) ■命をつなぐ ~親から子へ、子から孫へ 引き継がれる「命」~ 予定日より二週間ほど早く、娘に長男が授かりました。産休で実家に戻っていた娘が、夜半に体調の変化に気づき、病院に電話して、「すぐ来るように」との指示の下、妻と末娘と三人で病院に向かいました。本人はすぐ戻されるだろうと思いながらも、入院用具も持参してのことでありました。 病院に着き、そのまま入院の報を受け、それでもまだ先の話ではないかと思っ...
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その他
表紙の写真 7月27日に執り行われた「大沼の浮島国名勝指定100周年記念式典」にて、新たに誕生した島が鳥居のある島(出島)の前に移動した際の1枚。新たな島の一つは、今年の吉方位である西南西に位置する「佐渡之島」と名付けられ、来場者たちは静かに浮遊する島々に見入っていました。 (本紙14・15ページに関連記事有)
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子育て
Pick Up News 今月の注目情報 ■次世代のパパ・ママ育成事業 中高生がふれあい育児体験 地域の方々との交流を深めるとともに、子どもとのふれあいを通して命の大切さや親の愛情を感じてもらうことを目的とした事業「ボランティア&ふれあい育児体験」が、8月1日に行われ、7人の中高生が参加しました。 参加者はまず、子育て支援センターで遊具や室内の清掃を行い、その後、町の保健師と助産師から思春期の心と体の健康についての講話を受けまし...
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しごと
特集 この町で生きる、働く、支える。(1) ■シルバー人材センターで輝く人々 高齢化が進み、生産年齢人口(15~64歳)が減少する昨今。活力ある町であり続けるためには、高齢者も元気に仕事に取り組み、地域と関わりを持つことが重要となっています。 今回は、一般社団法人朝日町シルバー人材センター(石井喜久男理事長/以降「町シルバー人材センター」と表記)に注目して、定年を迎えた方々の働き方について特集。同センターが担う役割とともに、会員が感じている...
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しごと
特集 この町で生きる、働く、支える。(2) ■会員にインタビュー ◆若い世代から良い刺激を受けています 平華一さん(常盤) 業務:町立病院宿直 Q.入会したきっかけは? A.定年後、妻から「認知症予防に何かしたら」と勧められたことです。何をしようか考えていたところ、偶然町のお知らせ板でこの仕事の募集記事を見つけ応募しました。 Q.定年前の職業は? A.浄化槽の管理をしていました。今の業務は全く違うタイプですが、4日に1回程度と頻度も少ないの...
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くらし
3つの話題で見る 町の観光の動き 町の観光交流3施設の運営会社統合(=株式会社朝日町総合産業開発)や、観光に注目した地域づくりを図る協定締結(詳細は本紙4月号に掲載)など、大きな動きを見せている町の観光振興。今回は「りんご温泉」「観光に注目した地域活性化」「朝日自然観スキー場」の現状をお知らせします。 なお、令和8年10月にグランドオープンを予定している「朝日自然観コテージ村」の再整備状況については今後詳しく紹介していく予定です。...
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くらし
【町政スポット】投票率70.67% 7月20日執行 参議院議員通常選挙投票結果 7月20日に執行された第27回参議院議員通常選挙において、山形県の投票率は全国で最も高い62.55%で、朝日町の投票率(県選出)は70.67%と県内で7番目の投票率となりました。 ■山形県選出(朝日町開票区) ■比例代表選出(朝日町開票区)
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くらし
【町政スポット】一昨年度より284万円増 令和6年度 ふるさと納税 寄付実績報告 昨年度の朝日町への「ふるさと納税」は総計で寄付件数8004件、寄付額は1億2266万円となり、令和5年度より284万円の増額となりました。 寄付者が希望する寄付金の活用事業で最も多かったのは「町長におまかせ事業」(若者移住・定住促進や学校給食の負担など)、次いで「りんごとワインの里の産業・観光事業」(各種まつりの開催にかかる経費や創業支援補助など)と続き、産業や観光への関心の高まりが伺えます。 い...
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くらし
【町政スポット】広報紙でふるさとのぬくもりを 「町外に住んでいるけれど朝日町の情報が欲しい」「ふるさとのぬくもりを感じたい」といった声にお応えするため、町外在住者の広報あさひまちの定期購読を受け付けています。遠方にお住まいの家族や親類の方々にぜひご紹介ください。 料金:年間1,680円(1カ月あたり送料140円) 申込み:下記へ電話またはメールなどでお申し込みください。 後日、郵便払込取扱票をお送りします。 申込み先:政策推進課 総合政策情報...
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くらし
まちレポ Town Topics ■7/8・9 心温まるひとときをあなたに KODAMAカフェ at LOUNGE(大町)にて朝日中学校特別支援学級「こだま学級」の生徒による喫茶店「KODAMA(こだま)カフェ」がオープンしました。この喫茶店は生徒の自立を図るため、約10年前から取り組まれており、生徒はメニューの考案や当日の接客を行います。 店内は手づくりされたリースなどの装飾で彩られ、メニューには自分たちで味付けした「タピオカ黒...
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文化
縄文時代の生活の痕跡 馬神昭和新田遺跡の発掘調査 主要地方道長井大江線大谷工区の整備に伴い、馬神地内で公益財団法人山形県埋蔵文化財センターによる「馬神昭和新田遺跡」の発掘調査が行われました。 調査は遺物が発見された730平方メートルを範囲に5月から8月8日まで実施。遺跡からは、縄文時代晩期(約2,600年前)に作られたと考えられる深鉢形土器(ふかばちがたどき)や、縄文時代中期(約4,500年前)に相当する縄文の女神※と類似した土偶の破片などが発見...
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文化
大沼の浮島 100年を祝う。 白鳳9年(680年)に発見されてから現在に至るまで、神秘の沼として多くの人々を魅了してきた大沼の浮島。 大正14年10月8日に国の名勝に指定されてから、今年で100年の節目を迎えることを記念して7月27日、記念式典が行われました。 フォークコーラスグループ「あめっかぜ」による浮島を題材にした楽曲の披露で幕を開けた式典。その後は浮嶋稲荷神社の最上俊一郎宮司らによる神事や、浮嶋雅楽保存会の演奏に合わせ...
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くらし
ももいろメイトのばんげだなはぁ ももいろメイトこと朝日町食生活改善推進協議会会員が、子どもたちに伝えたい朝日町の郷土料理を紹介します。 ■第14回 夕顔あんかけ ◇材料(4人分) ・夕顔…300g ・鶏ひき肉…50g ・サラダ油…小さじ1 ・だし汁…150ml (A) ・醤油…大さじ1と1/3 ・酒…大さじ1 ・みりん…大さじ1 ・塩…少々 (B) ・片栗粉…大さじ1 ・水…大さじ ◇作り方 (1)夕顔は厚めに皮をむく。縦半分に...
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くらし
それいけ協力隊とウサヒ 町地域おこし協力隊と桃色ウサヒの「中の人」こと、佐藤恒平情報交流総合アドバイザーによる連載コーナー。日々の活動や朝日町での暮らしを語ります。 ■恵まれた自然環境で成長を りんごの郷の担い手 桑山洋典(ようすけ)(東京都出身) 指導農家さんの元での研修のほか、地域の人足などにも参加するようになりました。 そこでよく「都会から来ると朝日町は何もない所でしょう?」などと聞かれるのですが、とてもおいしい水...
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くらし
町立図書館新刊案内 ■「ババヤガの夜」 王谷晶/著 河出書房新社 お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う―。暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。 日本人初の快挙、世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞〈翻訳部門〉を受賞。 ■「ご自愛さん」 矢部太郎/著 PHP研究所 いつもの自分を、大切に。お手紙の最後に「ご自愛ください」とひと言そえるように描かれた、心がふっと...
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健康
健康あさひるばんざい ■熱中症からカラダを守ろう! ◇令和7年度 第5回 今月の担当…小松星奈 保健師 熱中症は屋外、屋内を問わずにどこでも発症し、場合によっては死に至ることもあります。症状は頭痛や吐き気、全身倦怠(けんたい)感、失神などさまざまあります。 特に高齢者や乳幼児は、体温調節機能の衰えや未熟さによって体内に熱がこもりやすい上、暑さを自覚しにくいこともあるため、熱中症になるリスクが高いといえます。 熱中症対策...
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文化
朝日町の神社と御堂 ―町全体が博物館 朝日町エコミュージアム― ■第28回 山神社(杉山) 所在地:杉山集落の北部、杉山公民館の隣に建つ 祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)で、明治6年(1873)には杉山村の村社(そんしゃ)になっています。いつ頃からあるのかは分かりませんが、地区内の清水が湧出(ゆうしゅつ)する所に水神として祀(まつ)った石堂には享保(きょうほう)19年(1734)4月19日村中とあり、杉山には戦国...
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その他
戸籍のまど 7月1日~7月31日届出 ■Population 人口と世帯数 令和7年7月31日現在 ※( )内は先月比 人口:5,690人(-13) 男:2,848人(-4) 女:2,842人(-9) 世帯数:2,290世帯(±0) -7月中の異動- 出生:1人 死亡:14人 転入:9人 転出:8人 (※外国人を含む)
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くらし
常盤公民館にエアコン4台を設置 コミュニティ助成事業※を活用し、常盤公民館にエアコン4台が整備されました。 今後公民館を拠点としてさまざまな世代が交流する事業を展開し、地域のコミュニティ活動をさらに活性化させることが期待されます。 ※コミュニティ助成事業 一般財団法人自治総合センターによる宝くじの社会貢献広報事業。コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備などに助成を行い、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与しています。
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子育て
食べて遊んで、暑さを吹き飛ばせ! 流しそうめんandプールで水遊び 8月3日、松本亭一農舎(常盤)を会場に、流しそうめんと水遊びを楽しむイベントが開催され、約20人の子どもたちが参加しました。 このイベントは夏休み期間中の子どもたちが集まって一緒に遊べるようにと、地域おこし協力隊の今野颯隊員、工藤大輔隊員、工藤香織隊員が企画したもの。 子どもたちは、竹の上を流れるそうめんやミニトマトに夢中で箸を伸ばしてお腹を満たした後、水着に着替えてプール遊びを楽しみ、暑さを吹き...
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