- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県大蔵村
- 広報紙名 : 広報おおくら 令和7年10月号
季節が秋へと変わりましたね。
肘折温泉で12月10日まで毎日開かれている「肘折温泉朝市」。並んでいる品物も残暑の影響からか、夏を感じるシャキシャキと新鮮なアスパラやキュウリの漬物が並びます。しかし、それらに混ざって、秋茄子やとうがらしなども販売される季節になりました。間もなくアスパラの姿も見えなくなるような予感を感じさせる涼しさですが、もうすぐ栗やキノコ、白菜、里芋、サツマイモなんかが出てくるよ、と朝市のお母さん達は明るく話しかけてくれました。「ナス、家さあっか」、「これ油で焼いて食うとうめえぞ」など、見慣れない加工品や食材について尋ねると、レシピまで教えてくれます。朝市での商売を始めた当時から比べると、湯治で長期滞在するお客様は減ったそうですが、若い一人旅のお客様は変わらず来訪してくれるとのこと。そんな方にとっては、朝市のお母さんたちとのあたたかい交流はお金には代えられない経験になっているのではないでしょうか。
まだ肘折温泉朝市に行った事のない方は、たくさんの「お母さん」のなかから「推しのお母さん」を見つけてぜひ仲良くなりましょう♪
問合せ:大蔵村観光協会(肘折いでゆ館内)
【電話】34-6106【FAX】34-6107