くらし おめでとうございます

■令和7年春の叙勲 瑞宝単光章受章
▽菅尚也さん(西小野方)
庄内町の消防団として精励された功績が称えられ、菅𠩤尚也さん(西小野方)が瑞宝単光章を受章されました。
菅𠩤さんは昭和55年度に余目町消防団に入団。平成29年度に消防団長に就任し、令和5年度まで務めました。
団長に就任した当時を振り返り「団長就任を打診され、この際だから務めてみようと思った。無我夢中でやりぬくしかなかった」と話す菅𠩤さん。就寝前に「何事もなく明日を迎えられますように」と願う日々が続いたといいます。
コロナ禍では活動に制限がかかり、団員の士気低下が危ぶまれていましたが、操法の代わりに小規模での中継技能訓練などを実施。ソーシャルディスタンスが叫ばれていた中でも、実践に沿った訓練で団員の技術向上を図りました。
受章の感想を伺うと「私が貰っていいのかなと思った。名誉あるものをいただけて誇らしく思っている。この章に恥じないように精進しながら、今後の消防団の成長を見守っていきたい」と笑顔で話されました。

▽齋藤仁さん(赤渕新田)
長年、防衛現場で尽力された齋藤仁さん(赤渕新田)が春の叙勲で瑞宝単光章を受章されました。
この賞は国家防衛や公共安全の向上への顕著な功績が認められた方に授与されるもので、齋藤さんの長年にわたる献身が高く評価されたものです。
齋藤さんは、昭和46年に航空自衛隊に入隊。埼玉県熊谷市、静岡県浜松市、沖縄県那覇市、宮城県東松島市など全国各地に勤務され、准空尉を歴任し、任務を通じて航空機の整備や運用に携わる一方、後進の育成にも力を注いできました。
この度の受章について、齋藤さんは「このような賞をいただき、正直びっくりしている。航空防衛では様々な法律を学ぶことも必要で苦労はあったが、その苦労が報われた」と語っていました。