その他 私のまちでみ~つけた!

ここでは市内に生息する動植物を紹介します。

■今回紹介するのは「タラノキ」
タラノキは、セリ目ウコギ科に属する植物です。新芽は山菜として有名なタラの芽です。落葉低木で、秋になると葉が落ちます。幹や枝には多数のトゲがあります。幹はまっすぐに立ち、春は枝先に芽が出ます。小葉は、だ円形や卵形で先端がとがり、縁はノコギリのようなギザギザした形です。小葉の付き方は「2回羽状(うじょう)複葉」と呼ばれ、小葉が左右互い違いに集まって生え、1枚の大きな葉を構成し、葉は幹や枝の先端に集まって付きます。
8月ごろに淡い黄色や白色の花を咲かせます。花は、花軸の先端から放射状に柄が出て、その先に一つずつ付きます。枝先にできる冬芽の頂芽(ちょうが)は大きな円すい形で側芽(そくが)は小さく、互い違いに付きます。
北海道や本州、四国、九州に分布します。
本市の全域に生育し、山地などでよく見ることができます

問合せ:環境生活課
【電話】39-1221