くらし 防災ノススメ

皆さんに役立つ防災情報を紹介します。

■第28回は「防災ボトル」
災害への備えとして、家庭で備蓄品や非常持ち出し袋を準備している人もいると思います。備蓄品は、災害発生直後の流通の寸断に備え、飲料水や食料など、自宅で生活することを想定して準備するものです。非常持ち出し袋は、災害が発生または発生のおそれがある時に、自宅から避難所などに避難する際に携行する最低限必要なものを想定して準備するものです。
備蓄品や非常持ち出し袋は自宅での備えですが、最近は外出時の被災に備え、ボトル型の容器に防災グッズを入れた「防災ボトル」も広まってきています。一般的な防災ボトルの中身は、500ミリリットル程の広口ボトルに、常備薬やビニール袋、圧縮タオル、絆創膏(ばんそうこう)、笛、小型ライト、アルコール消毒綿、長期保存がきく食べ物、お金などです。各自の状況に応じてアレンジしたり、入れ物もボトルではなくポーチなどにする方法もあります。地震などの災害はいつ起きるかわかりません。外出時の被災に備えて普段から「防災ボトル」を持ち歩くことをオススメします。

問合せ:危機管理課
【電話】39-1227