くらし 3月市議会定例会 議案44件・報告5件を可決

3月市議会定例会は、2月18日から3月14日までの25日間の会期で開かれました。この議会では、令和7年度一般会計予算をはじめ、議案44件・報告5件が、いずれも原案どおり可決されました。その主なものを紹介します。

◆人権擁護委員の候補者に3人を推薦
人権擁護委員の服部起代子さん、石井正明さん、吉田由美さんが6月30日で任期満了となるため、新たに坂本洋一さん、須田元大(もとお)さん、服部秀夫さんを委員に推薦することについて、議会の同意がありました。任期は3年間です。

▽坂本洋一さんの略歴
成蹊(せいけい)大学法学部非常勤講師を経て、坂本茂教(しげのり)・洋一土地家屋調査士事務所で土地家屋調査士業務に従事。さらに、福島地方裁判所白河支部と白河簡易裁判所民事調停委員、市固定資産評価審査委員会委員も務められています。

▽須田元大さんの略歴
小学校教諭として奉職し、市立第三小学校校長などを歴任。退職後は、須賀川特撮アーカイブセンター長を務められました。

▽服部秀夫さんの略歴
小学校教諭として奉職し、鏡石町立第一小学校校長などを歴任。退職後は、須賀川地方ユネスコ協会の理事や「須賀川市の防災を考える会」などの市民活動団体に所属し、活動されています。

◆市犯罪被害者等支援条例の制定
犯罪被害者等基本法に基づき、犯罪被害者などの支援に関する基本理念を定め、市、市民、事業者の責務を明らかにし、犯罪被害者などが受けた被害の回復や軽減、犯罪被害者などの生活の再建を図ることで、誰もが安全で安心して暮らすことができる社会の実現に貢献するため制定し、4月1日から施行しました(詳細は6ページをご覧ください)。

◆市手数料条例の一部改正
脱炭素社会の実現に貢献するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に伴い、申請項目や金額の見直しなど所要の改正を行いました。

→行政管理課
【電話】88-9120