- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県田村市
- 広報紙名 : たむら市政だより 令和7年1月号
■新年あけましておめでとうございます
大方病院から事業継承し、たむら市民病院として開院して丸5年が経過しました。生きていると毎年毎年、いろいろな出来事があります。当院にとっても令和6年もいろいろなことがありました。まず何といっても、公益財団法人星総合病院と田村市は昨年4月に新たに5年間の指定管理の契約を行ったことです。田村市民の皆さまや田村市に当院が一定の評価を得ることができた結果として捉えて、更に充実した診療体制が取れるように準備して参ります。4月には内科の奥田隆博先生を副院長として迎えることができました。奥田医師は、非常に温厚で優しい性格の持ち主で、一般外来に加えて健診やワクチン接種にも熱心に当たっています。8月には田村市議会で新病院建設事業者との契約についての議案が可決、9月14日に安全祈願祭が執り行われ、新病院開院に向け大きく前進しました。開院は令和8年度下期中の見込みです。田村市民の皆様の健康管理や医療提供が当院の責務です。とはいっても、福島県自体が医療過疎地である以上、高度救急医療は郡山に一極集中させて、そこへある程度依存することはやむを得ないことと思われます。一方郡山の救急医療は非常に逼迫した状態であるため、当院の高齢者医療への対応をさらに力を入れていくべきと痛感しています。
令和7年も職員一丸となって田村市の皆様に信頼される市民病院であれるように努めていきますのでよろしくお願い申し上げます。
たむら市民病院 病院長 佐瀬道郎