- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県田村市
- 広報紙名 : たむら市政だより 令和7年6月号
■冷蔵庫で賢く省エネ
みなさんのお宅にある冷蔵庫には、たくさんのものが入っていませんか?食品の詰め込み過ぎは、冷蔵庫内の冷気の循環を悪くさせ、庫内を冷やすのに余分な電気を使ってしまいます。冷気の吹き出し口の前に食品を置かないようにしましょう。冷蔵庫に詰め込んだ場合と、半分にした場合で比べると、年間で43.84kWhの省エネとなり、電気代が約1,270円節約でき、約17.6kgのCO2削減になります。冷気の循環が良くなると、庫内の温度設定を「強」から「中」にしても十分冷やすことができます。
また、食品を詰め込み過ぎて、どこに入れたかわからなくなると探して取り出すのに手間取って、扉を開けている時間が長くなります。庫内をすっきりと整理しておくことで、扉を開ける時間が短くなり、庫内の温度が上がるのを防ぐことができます。同様に、調理したものを熱いまま入れて庫内の温度を上げないように、熱いものは冷ましてから入れるようにしましょう。
一方、冷凍庫内では、隙間を開けず食品を詰めた方が節電につながります。隙間をなくすことによって凍った食品同士が保冷剤としての役割を果たしてくれるので、冷凍庫を開けたときに温度が上がるのを防げます。
冷蔵庫は毎日24時間稼働しているので、その使い方を少し見直すことで、大きな省エネ効果が得られます。ぜひやってみてくださいね。
(獨協大学経営学科2年髙橋・松田)
※冷蔵庫のエコな使い方と省エネ効果の算出根拠はこちらから(本紙二次元コード参照)