- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年6月号
全日本アンサンブルコンテスト 銀賞
伊達中学校吹奏楽部(木管七重奏)
3月26日に福井県で行われた第48回全日本アンサンブルコンテストで、見事銀賞を受賞した伊達中学校吹奏楽部。メンバーの思いが詰まった演奏で掴んだ銀賞。演奏を聞く人に元気をくれる吹奏楽部が、今後目指していくものとは
◆悔しい思い。それでも…
県北大会に出場するよりも前、大会に挑むチームを決めるよりも前から、全国大会で金賞を受賞することを目指して取り組んできました。だからこそ、全国大会出場の発表があったときには、とてもうれしい気持ちでした。
全国大会ではミスをしてしまうこともあり、涙する瞬間もありました。それでも、最後はみんな笑顔で終えることができたし、このメンバーで全国の舞台で演奏できたことがとても良かったです。
◆いつでも一緒 気持ちも一つ
現在は42人が活動しています。平日は、パートごとに違う教室に分かれて、ブレストレーニングやロングトーンの基礎練習、課題曲や自由曲を組み合わせた練習をしています。そして、休日に全パートで集まり合奏をしています。
みんなに愛されるチームになるよう、一人一人が吹奏楽部であることを意識して、学校生活から当たり前のことを当たり前以上にできるように心がけていきたいと思っています。
◆まだまだ挑み続ける
今年は全日本吹奏楽コンクールでの金賞受賞を目指します。これまで先輩方がつくってくれた「伊達中サウンド」が私たちの強みだと思っているので、それをさらに強くし、コンクールでは私たちの音で勝負したいです。
【Profile】さとう ゆな
伊達中学校吹奏楽部部長。楽器はチューバ担当。部の方針などは部長・副部長だけでなく、みんなで決めることを心がけている。
【Profile】はが あやか
伊達中学校吹奏楽部副部長。楽器はフルート担当。部長を支えつつ、みんなで仲良く楽しい雰囲気をつくっていくことを心がけている。
【全日本アンサンブルコンテスト】
(一社)全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社が主催となり、毎年3月に開催される、アマチュア奏者を対象とした重奏の音楽コンテスト。中学生、高等学校、大学、職場・一般の4つの部門がある。