くらし 令和6年度決算・財政状況を報告します

令和6年度の決算がまとまりました。昨年度の決算を振り返り、町民の皆さんに納めていただいた税金がどのように使われたのかお伝えします。
※端数処理の関係で、合計が一致しない場合あり。

■令和6年度決算
▽一般会計決算…歳入歳出差引額は、5億6,901万円の黒字

町民1人当たりの一般会計歳入額:90万8,250円(人口8,033人令和7年3月31日現在)
町民1人当たりの一般会計歳出額:83万7,415円(人口8,033人令和7年3月31日現在)

▽一般会計歳入額内訳の解説

▽町民1人当たりの一般会計歳出額内訳

■特別会計決算

■企業会計決算

■令和6年度財政状況
健全化判断比率・資金不足比率…全ての指標で健全な状態
令和6年度の健全化判断比率は、財政健全化法で定める早期健全化基準に照らして良好な値を示し、財政状態は健全な状態にあります。また、各公営企業会計の資金不足比率も経営健全化基準に照らして良好な値を示しています。

▽用語の解説
健全化判断比率:実質赤字比率・連結実質赤字比率・実質公債費比率・将来負担比率の4つの指標からなる。数値が大きいほど財政状態は悪い。
実質赤字比率:一般会計の赤字額から財政状況の深刻度を示すもの。
連結実質赤字比率:全ての会計の赤字額から町全体の財政状況の深刻度を示すもの。
実質公債費比率:借金の返済額などの大きさから資金繰りの危険度を示すもの。
将来負担比率:町が抱える負債の残高から将来の財政への圧迫度を示すもの。
資金不足比率:全公営企業の資金不足を料金収入の規模と比較し、経営状況の深刻度を示すもの。

■未来を見据えた計画的な財政運営へ
令和6年度の決算では、収入72億9597万円に対して支出は67億2696万円となり、約5億7千万円の黒字となりました。収入のうち3割ほどは町税など町民のみなさんからの大切な自主財源で、残りは国や県からの支援で成り立っています。支出は、子育てや福祉、教育、道路や防災など、暮らしに身近な分野に多く使われました。町の財政状況を示す指標はどれも国の基準を大きく下回り、健全な状態を保っています。
一方で、少子高齢化や人口減少が進む中、税収が減ることや社会保障費が増えることが予想されます。これからも限られた財源を大切に使い、将来に負担を残さないよう工夫しながら、町民のみなさんの安心と笑顔につながる施策を進めてまいります。

問合せ:総務課財政係
【電話】585-2114