くらし 令和6年度決算状況 大玉村の財政(1)

令和6年度の一般会計及び各特別会計等の決算が先の9月定例議会で認定されました。
決算及び予算の執行状況に関する報告は、「大玉村財政状況の作成及び公表に関する条例」に基づいて公表するものであり、主な内容についてお知らせいたします。
皆さんから納められた税金などがどのように使われたのか、その使い道などについてご覧いただき、今後とも村政に対するご理解とご協力をお願いいたします。

■決算概要
歳入総額：57億5百25万8千円
歳出総額：52億7千21万3千円
実質収支額：3億4千8百49万4千円
(形式収支から翌年度へ繰越すべき財源8千6百55万1千円を除いた額)

■令和6年度も黒字を堅持
令和6年度の一般会計決算額は、歳入が57億5百25万8千円、歳出が52億7千21万3千円でありました。形式収支は、4億3千5百4万5千円の黒字となり、形式収支から翌年度へ繰越すべき額8千6百55万1千円を除いた実質収支でも3億4千8百49万4千円の黒字であります。
令和6年度は、(仮称)大玉スマートインターチェンジが新規準備段階調査箇所に選定されたことにより、今後の事業化に向けた測量業務や設置検討業務を実施いたしました。さらに、(仮称)子育て支援センター関連事業では、立地適正化計画策定に伴い、令和7年度の建物実施設計及び敷地造成工事測量設計に向けた準備を進めてまいりました。
また、国の財政措置を効果的に活用し、物価高騰の影響を受ける低所得世帯等に対する給付金や地域経済活性化を図るプレミアム商品券の発行、農業生産資材高騰の影響を受ける畜産業者に対する営農支援金の給付などを実施いたしました。
その他多岐にわたり、本村の財政は、第五次総合振興計画の将来像である「小さくても輝く大いなる田舎美しい村大玉村」創造のため、各種施策を実施し、生活環境の整備、産業の振興、教育文化の向上、福祉の充実と健康増進に積極的に取り組んでまいりました。
引き続き、人件費や物件費等の経常経費抑制や事務事業の効率化を図り、健全財政の維持に努めてまいります。

■各会計の歳出決算額

※農業集落排水事業会計…令和5年度は特別会計、令和6年度より公営企業会計に移行しております。

■歳入
地方交付税20億6千6百68万1千円(対前年度比+3.4%、6千7百35万2千円増)が構成比36.2%で最も多い割合を占めており、次いで構成比18.1%の村税10憶3千1百39万1千円(前年度比+1.3%、1千3百27万4千円増)となっております。
総額は、57億5百25万8千円(対前年度比+6.6%、3億5千5百5万3千円増)となりました。

■歳出
民生費13億6千2百20万8千円(対前年度比+11.9%、1億4千4百84万1千円増)が構成比25.8%で最も多い割合を占めており、次いで構成比19.6%の総務費10億3千3百67万1千円(対前年度比▲2.7%、2千8百66万7千円減)となっております。
総額は、52億7千21万3千円(対前年度比+7.0%、3億4千4百99万8千円増)となりました。