健康 小野町地域包括支援センターからのお知らせ

～高齢者のうつ病について～
うつ病は誰もがかかる可能性がありますが、「もう年だから」と見過ごされてしまい、気づかないうちに重症化してしまうことが少なくありません。

■高齢者のうつ病の原因
(1)生活環境の変化
喪失体験や死別(ペットも含む)
本人・家族などの病気やケガ
退職、失職、経済的問題
転居、施設入所　など

(2)慢性的なストレス
健康不安
認知機能の低下
家族の介護
社会的孤立　など

■うつ病の特徴
頭痛や関節痛、肩こり、めまい、耳鳴りなど身体的な症状が現れたり、妄想や不安、焦燥(しょうそう)などの心理的症状が現れやすいのも特徴です。
また認知症と同時に発症するケースもありますが、うつ病と認知症では治療法が異なるため、自己判断をせず、医療機関を受診することが大切です。

■うつ病の予防
◇周囲と「つながる」「話す」ことが大切です。
(1)身近な人と気持ちのよい「あいさつ」から会話を交わす
(2)趣味やスポーツのサークル活動に参加する
(3)離れて暮らす家族や友人と定期的に連絡をとる
(4)地域の行事やボランティア活動に取り組む
(5)通いの場であるサロンに参加する

地域包括支援センターは、高齢者の総合相談窓口です。心配ごとがありましたら、いつでもご相談ください。

問合せ：小野町地域包括支援センター
【電話】72-2128