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- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのまち 令和7年7月号
■小野町副町長 藤本(ふじもと) 達(さとし)
去る6月16日の令和7年小野町議会定例会6月会議において、議会の同意をいただき、7月1日付けで副町長に就任いたしました。
白河市の出身で、平成19年に福島県庁に入庁し、観光交流局、企画調整部、県議会事務局、総務部などで業務を経験、直前は、会津地方振興局で地域づくりや商工労政担当の副部長を務めておりました。
中でも、平成22年度から2年間、人事交流で市町村での勤務を経験させていただいた際、県と比べて住民の方との距離が近い市町村での仕事に楽しさとやりがいを感じていたことを記憶しています。
小野町は、もちろん仕事でも訪れていましたが、プライベートでは、家族や友人と何度もキャンプをしましたし、息子の少年野球の追っかけであぶくま球場、娘を連れてリカちゃんキャッスルなど、数えきれない思い出があり、不思議なご縁と親しみを感じています。
さて、急激な人口減少、少子高齢化が進み、特に、女性や若者の県外流出に歯止めがかかりません。加えて、長引く原油価格・物価高騰、激甚化・頻発化する自然災害、不安定な国際情勢など、私たちの生活や地域経済への影響が予測しづらい状況が続いています。
このような先の見えないときこそ、町の将来像である「人が輝き、みんなでつくる、しあわせおのまち」に向け、先人が積み重ねてこられた歴史や伝統を見つめ直し、町民の皆さまお一人お一人の思いを大切にしながら、共に一歩ずつまちづくりを進めていく必要があると考えております。
これから私は、村上町長のもと、職員と力を合わせ、この素敵な小野町の振興・発展のため、誠心誠意、力を尽くしてまいりますので、町民の皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます。