- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのまち 令和7年7月号
■〜八重山地域の魅力を発信〜
主催者:小野町活性団
「八重山祭り インチ 小野町」が6月28日(土)、小野公園で開催されました。
町内の若手有志でつくる「小野町活性団」が主催し、昨年に続いて2回目の開催となりました。
平成31年に「特産品交流による地域づくり(産学官)協定」を締結した沖縄県石垣市を中心とした『八重山地域』の文化・芸能・特産品による交流を通じて、多くの方々に町へ足を運んでいただき、町と八重山地域の魅力を感じてもらうこと、小野町、石垣市・八重山地域の交流、更には福島県、沖縄県の交流を一層深めることを目的に開催され、当日は13,000人を超える来場者で賑わいました。
祭りの開会式には、町長のほか、石垣市から職員・関係者が参加し、2回目の開催を喜ぶとともに、本祭りを通じて両市町の交流がさらに深まることを願い、主催者への敬意と感謝の言葉が述べられました。
メインホールとなった町民体育館内には、今年の祭りの最大の見どころである美ら海水族館のジンベイザメ「ジンタ君」の実物大オブジェが登場しました。全長は8.8mで、細部まで再現されたその姿は、来場者を圧倒していました。フォトスポットとしても大人気で、多くの人が「ジンタ君」との撮影を楽しむ様子が見られました。
また、同会場内には、沖縄の魔除けであるシーサーを象った門や、あおぞら保育園の園児たちが作ったジンベイザメやパイン・シーサーなどの作品が並び、沖縄の雰囲気があふれていました。
そして、会場内でもう一つ賑わいを見せていたのが、パインアップルの販売ブース。販売開始前から多くの方が列を作って並び、1,500個準備したパインアップルは、完売となる大盛況ぶりでした。
メインステージは、小野町観光大使のエソラビトさんのライブから始まり、琉球國祭り太鼓によるエイサーの披露、三線公演、三線バンド、YOSAKOI、石垣出身のミュージシャン「ミヤギマモル」さんのライブなど、多彩なステージが行われ、来場者は曲に合わせて手拍子をしたり踊ったりと、会場が一体となって、ステージを盛り上げていました。屋外でも、こまちバンドや三線バンド、琉球國祭り太鼓の演奏が繰り広げられ、訪れた方を楽しませていました。
ほかにも、屋外飲食ブースでは、町や八重山地域の特産品販売、屋台村・キッチンカーでの沖縄料理を始めとした飲食の提供、田村警察署小野分庁舎によるパトカー展示などが行われ、こちらも多くの来場者で賑わっていました。
会場となった小野公園全体が、沖縄の空気を味わえる空間となっており、訪れた方は、普段、なかなか経験することができない沖縄の雰囲気を存分に楽しんでいる様子でした。
※詳細は本紙10-11ページをご覧ください