くらし スポーツ・まなびの広場

◆福島大学との連携による楢葉方言調査
8月8日、楢葉方言調査が楢葉町コミュニティセンターで行われました。福島大学と楢葉町との連携協定により、今年で10年目を迎えます。
「方言は宝言」とも言われ、方言は地域の生きた文化財です。東北地方では、東日本大震災後のコミュニティ崩壊に伴う方言消失へ危機感、文化財保護の観点からも、記録、保存が重要視されています。
言葉の継続的な調査により、その分布、さらに、地域間交流の解明も期待されます。
調査には同大学生約10名も参加し、坂本和也楢葉町歴史資料館館長の案内で館内を見学し、地域の自然、歴史、文化等も学びました。

◆ナイトミュージアムデー
8月18日、夜7時から、楢葉町コミュニティセンターで「ナイトミュージアムデー」が開催され、児童と保護者、大学生など約35名が参加しました。
星座早見盤づくりや、懐中電灯に照らし出される化石や昆虫標本など夜の博物館探検を楽しみ、ミステリアスな世界に子供たちは目を輝かせていました。

◆第10回東大教室@楢葉
8月24日、楢葉町コミュニティセンターで、第10回東大教室@楢葉「昆虫の教室」が開催されました。東京大学総合研究博物館の矢後勝也先生を講師に、絶滅が危惧される小笠原・対馬のチョウを例に、減少の原因や保護活動について解説いただきました。
特に、地域住民との連携による保全活動と観光事業の結びつきについて、受講者から「浜通りの復興への大きなヒントになる」との声があがりました。
次回の東大教室@楢葉「アマゾンの教室」は10月26日(日)を予定しています。