くらし 町民の皆さまへ

年の瀬を迎え何かと慌ただしい時期となりました。
10月25日、赤澤亮正経済産業大臣が来町されました。私からは町の復興を進めるため、国の支援を継続するなど、復興への責任を果たすようお願い申し上げました。
11月1日双葉町消防団検閲式を挙行しました。近年、自然災害が頻発化・激甚化しており、いつどこで発生するか予測できません。災害対応の第一線で活動する消防団の役割は大変重要であり、今後もさらなるご活躍を期待しております。
11月3日、令和7年度双葉町表彰式を挙行しました。今年は、多年にわたり消防団員として消防活動に貢献された6人の方、双葉町職員として職務に精励された3人の方をはじめ、双葉町の復興への願いを込めて多額の金員をご寄付いただいた2人の方と一団体、さらに、行政区長として町民の絆の維持・発展に貢献された1人の方に表彰状及び感謝状を贈りました。改めて、復興・再生を目指す双葉町の町政運営に多大なるご協力を賜りましたことに対しまして深く感謝申し上げます。
11月4日、町が整備した「駅西住宅」が2025年度グッドデザインを受賞しました。駅西住宅は、木の温もりを感じる外観やコミュニティ形成を促す共用スペースなど、細部までこだわり抜いた設計です。この度の受賞により、より多くの方に双葉町を知っていただき、町を訪れるきっかけとなることを願っています。
11月7日、山田賢司経済産業副大臣と意見交換を行うとともに町内視察に同行しました。
帰還困難区域全域の速やかな避難指示解除のほか、廃炉作業が安全かつ着実に実施されるよう東京電力の監督・指導の強化などを強く要望しました。
11月14日、石原宏高環境大臣が来町されました。除去土壌の処分完了までの時間軸が具体的に示されていないことから「約束が果たされるのか強い危機感を抱いている」と私から申し上げ、除去土壌の処分工程の具体化を強く求めました。
11月15日、牧野京夫復興大臣が来町され、意見交換を行いました。避難指示解除に向けた具体的な道筋を示すことや帰還困難区域の農業用水利を速やかに除染・復旧することなどを要望しました。
感染症が流行しています。町民の皆さまにはお身体に気を付けてお過ごしくださいますようお願いいたします。

双葉町長 伊澤 史朗