子育て 教育長メッセージ

■~夢と希望のある「学び」へ~
夏休みに入って2週間が過ぎました。皆さん、夏休みを満喫していますか。計画的な家庭生活を送りながらも、長期休暇だからこそできる、自分でやってみたかった事にチャレンジする機会でもあります。ご家族の皆さまも子どもたちの意見を聞いてアドバイスをして欲しいと思います。
さて、連日のように猛暑日やゲリラ豪雨のニュースが話題となっておりますが、皆さまの地域の安全や体調管理は大丈夫でしょうか。特に、大雨洪水、土砂災害などの天候による自然災害については、お住まいの地域の各種ハザードマップを確認するなど、ご家族皆さんで「命を守る行動」が取られるよう防災意識を高める事が大切です。

■令和10年4月 こども園・義務教育学校の開園・開校をめざして
昨年度までに、新しい双葉町立学校の教育基本構想、教育基本計画については、ご報告しておりますが、カリキュラムの方向性として「グローバルシチズンシップの育成」「幼少期から外国語(英語)に慣れ親しむ活動」「世界につながる異文化体験」などを掲げています。そこで、参考となる取り組みを実践している先進校を視察し、双葉町立学校のカリキュラムに活かしたいと考えております。

■先進校視察(1) 6月20日(金) 愛知県豊橋市立八町小学校
「英語で学ぶ」モデル事業に委嘱され、実践を重ね2020年度から通常の教科等を英語で学ぶ「イマージョン教育コース」をスタート。低学年から英語を見聞きすることで、英語への抵抗感がなくなり、リスニング力が強化されます。

■先進校視察(2) 6月26日(木) 学校法人太田国際学園ぐんま国際アカデミー
群馬県太田市にある「英語教育特区」が認定された小中高一貫校。日本語と英語が共存できる学習環境(音環境)、少人数学習を可能にする空間構成、複合的なプログラムの可能性を引き出すような空間。大変参考になりました。

■7月3日(木) 第29回福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会
大熊町立学び舎ゆめの森を会場に開催され、午前は授業参観と施設見学を行い、午後からの協議会では、福島県教育委員会はもとより、文科省、復興庁、さらには福島大学からも委員として出席いただき、今年度の各実行委員会の報告(計画含)と各8町村の学校教育の現状と課題について協議しました。

双葉町教育委員会教育長 舘下 明夫