子育て 教育長メッセージ

■夢と希望のある「学び」へ
朝方のひんやりとした空気がやっと体感できるようになり、秋の気配を感じさせる今日この頃ですが以前までの季節感とはやはり違ってきています。地球温暖化の影響によるとの報道もありますが、「暑さが続き、気温が下がったと思ったら直ぐに冬になるのでは?」という見解もあり、秋の深まりという趣きが無くなってしまう懸念もあるようです。
今夏の天候は全国的に二極化しており、記録的な暑さと少雨による水不足の地域では稲作をはじめ農作物に大きな影響が出たところもあり、一方で台風や線状降水帯の発生による大雨で洪水被害の地域も多発している現状です。国、地方自治体において自然環境保全の観点に加え、防災・減災への対応策についてしっかりとした協議が必要だと思います。

■新しい教育施設等の設計コンセプトについて
令和10年4月の開校に向けて、現在、基本設計を進めている段階です。町立学校の子どもたちはもちろん、双葉町に住んでいる子どもたちや保護者の方々、町立学校の教職員とワークショップを行い、多くの意見をいただきました。双葉町ならではの学び舎としての設計コンセプトは以下のものです。

以上のような設計コンセプトを踏まえて、多様な外国語(英語)活動等ができる空間の構築を目指します。

双葉町教育委員会教育長 舘下 明夫