- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県双葉町
- 広報紙名 : 広報ふたば 2025年11月 災害版 No.174
■夢と希望のある「学び」へ
令和4年8月30日に特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されてから3年と2か月が過ぎ、役場本庁舎の北隣にはイオン双葉店がオープンしました。さらには復興シンボル軸の長塚跨線橋も開通し利便性が大変良くなったことはもちろん、双葉町が復興に向けて進んでいる様子がわかり嬉しく思います。
10月3日から県内外8か所において町政懇談会を開催しました。私から、新しいこども園・義務教育学校の開校までの工程スケジュールや設計コンセプト、双葉町新学校施設整備基本計画の概要について説明しました。カリキュラムの方向性として、1)グローバル・シチズンシップ、2)幼少期からの外国語(英語)活動、3)世界につながる異文化体験についてお話させていただきました。今後とも段階的に進捗状況等、ホームページや広報ふたばなどでお知らせいたします。
■文部科学省 金城泰邦政務官・牛尾則文審議会の町内視察
10月3日、文部科学省の金城泰邦政務官が町内視察のため来町されました。伊澤町長、平岩副町長、森副町長も交えた意見交換会では、現在の双葉町復興状況や令和10年4月開校を目指している町内での学校再開について説明しました。さらには、震災後から継続されている教職員加配(復興推進加配)の配置や文部科学省地方教育アドバイザーの派遣をいただいていることについて御礼を申し上げるとともに、引き続きのご支援を要望しました。
また、同日には復興庁の牛尾則文審議官の訪問もあり、主に歴史民俗資料館における文化財保管の今後の計画などについて協議しました。町内視察では清戸迫横穴墓や旧双葉中学校を視察いただき、引き続き、国と連携しながら双葉町の教育の充実に向けた取り組みを推進してまいります。
双葉町教育委員会教育長 舘下 明夫
