- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県双葉町
- 広報紙名 : 広報ふたば 2025年11月 災害版 No.174
■グルメとステージで大盛況 フードフェス2025
10月4日、5日、双葉町産業交流センター前において、「ふたばフードフェス2025」を開催し、日本酒などをはじめとする県産品や常磐もののほか、福島県内外の様々なグルメを楽しめるブースと、ステージイベントが行われました。
前年に引き続き2回目の開催となったフードフェスは、前年を超える勢いで、町民や県内外から多くの方に来場いただき、4日は約6,000人、5日は約7,500人の来場者がありました。
4日のオープニングを飾った伊澤町長ともぐもぐさくらさんのビール早飲み対決では伊澤町長が前年の雪辱を果たすべく、スタートの合図を待たずに飲み始めるフライング気味とも思われる作戦で見事勝利。前年のリベンジを果たし、会場は大いに盛り上がりました。
その後はI’mew(あいみゅう)さん、MITCH-MANさんの演奏があり、もぐもぐさくらさんの大食いステージでは豪快な食べっぷりを生で楽しむことができました。
5日は、標葉せんだん太鼓の迫力ある演奏からはじまり、おかずクラブさん、おごせ綾さん、レジェンド仮面ライダーショーがありました。最後は鬼越トマホークさんが軽快なトークで会場を笑顔と笑いで包み込み、2日間に渡るステージイベントが名残惜しくも幕を下ろしました。
■京都府京丹波町とのさらなる友好を
10月11日、京都府京丹波町で合併20周年の記念式典が行われ、伊澤町長が出席しました。
式典に先立ち、伊澤町長は京丹波町の畠中源一町長に復興状況を説明し、これまでの支援に感謝を伝えました。
京丹波町は平成17年に旧瑞穂町・旧丹波町・旧和知町が合併して誕生しました。
双葉町は旧瑞穂町と昭和45年の大阪万博をきっかけに交流が始まり、平成6年に姉妹町を締結。その後、合併した京丹波町とは平成18年に友好町の盟約を締結しています。震災の際は支援をいただき、今は中学生の相互交流事業や町議会議員の交流などを展開するに至っています。
■ふたばワールド開催
双葉郡の魅力と復興の歩みを発信するイベント「ふたばワールド2025」が、10月11日に川内村の田ノ入工業団地で開催されました。
このイベントは、双葉郡8町村が持ち回りで開催地となり、地域の連携と復興の姿を広く伝える場として毎年実施されています。
開会式では双葉郡の町村長や関係者がテープカットを行い、イベントの開催を祝いました。
イベントには双葉町から合計9団体が出店したほか、メインステージでは地域の伝統芸能が披露されました。
また、会場にはふたばワールドの呼び物、直径約1.5メートルの大鍋が用意され、地元・川内村のイワナなどの特産品を使った鍋料理が振舞われました。
■双葉町軟式野球チーム 大会で躍動
9月から10月にかけて開催された「市町村対抗県軟式野球大会」に双葉町チームが出場しました。双葉町チームは見事3大会ぶりに初戦を突破すると、2020年度大会以来となる5年ぶりに3回戦まで勝ち進みました。
震災の影響で避難先から大会に出場する選手が多く、選手が揃って練習する機会も少ない中、今回の大会には町職員3人が選手として出場。3人は投打に渡り力強いプレーを見せ、双葉町チームの3回戦進出の大きな力となりました。選手の皆さんお疲れ様でした。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■住民意向調査を実施します
▽“町民一人一人の復興”と“町の復興”を進めるための大切な調査です
今後のまちづくりに向けて皆さまのお考えを把握するため、今年度も復興庁、福島県と共同で住民意向調査を実施します。
この調査は、町民の皆さまの今後の生活設計や帰還の意思についてご意見・ご要望などをいただき、生活支援策やまちづくりを検討するための貴重な資料として活用する調査です。多くの皆さまの声を反映した「町民一人一人の復興」、「町の復興」が進められるよう、本調査へのご協力をお願いいたします。
実施期間:2025年10月27日~11月11日
対象者:震災時に双葉町に住民登録があった全世帯の代表者
分散避難されている場合は、それぞれの避難先へ調査票を送付しますので、送付された代表者ごとに回答をお願いします。
調査方法:専用の封筒で調査票を送付します
記入後、同封の返信用封筒へ調査票を封入し、郵便ポストへ投かんもしくはWEBにてご回答をお願いします。
問合せ:復興推進課 復興推進係
【電話】0240-33-0127
