- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県
- 広報紙名 : 県広報紙「ひばり」 2026年1月号
なんとなく敷居の高いイメージがあるお酒・ワイン。実は、県内でも生産が盛んに行われているのはご存じですか?今回は、県内各地にあるワイナリーから、日本ワインコンクールに入賞経験がある2つのワイナリーをご紹介するとともに、いばらき大使・安蔵光弘さんにお力添えをいただき、皆さんに“いばらき×ワイン”の魅力をお伝えします。
●日本ワインコンクールとは
国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」の品質と認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることを目的に毎年山梨県で開催。審査を通じて、部門ごとにグランドゴールド賞、金賞、銀賞、銅賞などが授与される。
■いばらき大使・安蔵光弘(あんぞうみつひろ)さんスペシャルインタビュー
茨城の風土から生まれるぶどうはポテンシャルがあります。「いばらきワイン」の未来のために、応援よろしくお願いします!
・水戸市出身
・エノログ(ワイン醸造技術管理士)
・東京大学農学部非常勤講師
・メルシャン株式会社エグゼクティブ・ワインメーカー
・安蔵氏がモデルとなった映画「シグナチャー~日本を世界の銘醸地に~」がニース国際映画祭2022最優秀作品賞受賞
●県内でワインをつくることの魅力や茨城らしい特色とは
ワインの品質は、ぶどうの個性で決まります。茨城県のぶどう産地としての魅力の第一は、まず広大な農地があることです。また、太平洋に向かって開けているので、夏の暑さや冬の寒さが和らげられることがあります。これらのことから、さまざまな気候の地域が存在し、多様なワインが生まれるポテンシャルがあると言えます。
「いばらきワイン」の特色は、これから各ワイナリーが茨城の風土に適したぶどう品種でワインを造っていく中で出来上がっていくものですが、現時点では、エレガントな味わいで食事によく合うタイプのものが多いです。
●今後、茨城でのワイン生産や文化を広げるためには?
茨城県は全国6位のワイナリー数です。とはいえ、新しいワイナリーが多いので、茨城の風土に適したぶどう栽培やワイン醸造に関することを、ワイナリー間で共有・研究して、一致団結して茨城をワインの産地としてアピールすることが大切です。
ワイナリー間の垣根をなくし、「いばらきワイン」の魅力度アップのために、競争よりもまずは協働することが必須です。また、造り手が県民の皆さまと積極的に交流することも大事です。
■安蔵さん直伝!ワインをもっと楽しむポイント
●ワインの選び方
ワインは食事と合わせることで真価を発揮するお酒です。まずは各ワイナリーで、最も本数が多いアイテムを試してみてください。本数の多いアイテムは、そのワイナリーの顔と言えるので、まずこういったワインを試すのがおすすめです。
●基本的に、茨城の風土で育ったぶどうで造られたワインと、茨城の風土から生まれた食材(海産物も含めて)は、相性が良いです。その中でも、奥久慈しゃも、常陸(ひたち)の輝き(豚肉)、常陸国(ひたちのくに)天然まがも、常陸牛はとてもよく合います。海産物では、常磐(じょうばん)ひらめをソテーしたもの、常陸乃国(ひたちのくに)いせ海老はとても良い相性です。
●ワインをもっと深く知るために
ワインは背景を知ってから飲むことをおすすめします。各ワイナリーの造り手の情報や県産の食材の背景も調べてから「いばらきワイン」とペアリングすると、より味わいが深まります。
この記事に関するお問い合わせ:県営業企画課
【電話】029-301-2128
