くらし 下妻市に食品工場が続々誕生します!しもつま中央工業団地に進出
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- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県下妻市
- 広報紙名 : 広報しもつま 令和7年8月号
カルビー・エバラ食品・プレジィール
「あの有名企業の工場が下妻市にできる?」今年5月に竣工した「しもつま中央工業団地」に、カルビー、エバラ食品、プレジィールという食品企業3社の進出が決定し、土地売買契約が締結されました。圏央道からの好アクセスな立地に、2028年度から順次操業を開始予定の新工場。新たに下妻市に進出する3社について、市民の皆さんにご紹介します。
※各社の紹介商品と新工場での生産品目は、現時点で関連はありません。
■01下妻市が選ばれた理由
下妻市開発公社の誘致活動が実を結び、カルビー株式会社、エバラ食品工業株式会社、株式会社プレジィールの3社が進出することが決定しました。特に評価された点は、圏央道常総ICから約15分という流通の高い利便性、基幹工場に相応しい広大な敷地、企業立地優遇制度や雇用確保の支援体制などです。造成工事完了とともに、しもつま中央工業団地の全3区画が完売しました。
■02下妻に誕生する3つの工場
◇カルビー新工場
第1期:2028年度頃稼働予定
「じゃがりこ」や「Jagabee」は、誰もが一度は食べたことのあるカルビーの人気商品です。これらの製造を予定する国内最大規模の新工場が、下妻市に建設されます。(現下妻工場の移転を予定)注目すべきは、省力化の進んだ製造ラインや、環境にも配慮した次世代型の最新鋭の工場という点です。地元での新規雇用をはじめ、様々な経済効果が期待されます。
◇エバラ食品新工場
第1期:2028年度頃稼働予定
焼肉のたれ「黄金の味」でお馴染みの家庭の定番商品を手がけるエバラ食品。同社がグループ最大規模の工場を建設する背景には、「大量生産から多品種少量生産までの対応力UP」に向けた国内製造体制の再編、強化があります。グループ最大規模の生産拠点となる新工場は、今後数期に分けて製造体制を整備していく予定で、第1期稼働時期は、2028年度頃を予定しています。
◇プレジィール新工場
第1期:2029年度頃稼働予定
「オードリー」や「グラマシーニューヨーク」といった、百貨店や駅・空港の土産として大人気の洋菓子ブランドを展開するプレジィール。新工場は、関東エリア初進出の工場で国内最大の生産拠点となります。将来的には、海外展開も強化し、海外への供給拠点としての成長も図ります。
■03「食の未来」を切り拓くプロジェクト
しもつま中央工業団地への3社の進出は、単なる企業誘致にとどまらず、
下妻市の「食の未来」「まちのイメージ」を大きく変える可能性を秘めた進出です。今後、工業団地内に整備された緑地や調整池の利活用を誘致企業と連携して進めていきたいと考えています。この取り組みは、地域経済の活性化に寄与するだけでなく、市内外の皆様に新たな体験、価値を提供することを目的として現在、基本構想の策定に取り組んでいます。しもつま中央工業団地の更なる発展にご期待ください。
問合せ:企画課(下妻市開発公社)
【電話】0296-43-8367