- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常陸太田市
- 広報紙名 : 広報ひたちおおた 令和7年9月号
■鈴木駿也(しゅんや)さん
令和6年6月から、ぶどう栽培の担い手として活動している鈴木駿也です。今年も厳しい暑さの中でしたが、無事にぶどうの収穫を迎えることができ、日々の努力が実を結ぶ喜びを噛み締めています。2年目となる今年は、地域の方々との「つながり」の大切さを強く感じる1年でした。例えば、研修先のぶどう園や地域の農家の先輩方からは、自身の経験や失敗から学んだ知恵、ぶどう栽培の技術などを惜しみなく話していただいたり、講習会や視察において頻繁に情報交換を行っている姿を見て、農業に対する真摯な姿勢を学ばせていただきました。また、近所の方々からは「暑いけど熱中症に気をつけて仕事頑張ってね」「ぶどうを買いに行くのを楽しみにしてるよ」などと声をかけていただき、私自身も地域の一員として温かく迎え入れていただいていることを実感しました。最近では、直売所でお客さまと直接お話しする中で、「おいしかったよ」「また買いに来るね。ありがとう」と声をかけていただけることが、何よりの励みになっています。ぶどうを育てることは、人との関わりを育むことでもあると実感しています。これからも地域に根ざし、皆さんとともに歩んでいける農業を目指して、一歩一歩前に進んでいきます。市特産のぶどうをぜひご賞味ください。
問合せ:少子化・人口減少対策課
【電話】内線346