- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鹿嶋市
- 広報紙名 : 広報かしま 2026年1月号
新春対談(つづき)
■つながりで守る未来へ認知症対策について
◇市長
一人暮らし高齢者への対応も重要な取り組みの一つではありますが、今後更なる高齢化の進展とともに、認知症対策も早急に取り組むべき課題の一つです。
認知症になっても、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう、市では認知症への理解を深める啓発活動をはじめ、認知症サポーターの養成や認知症カフェの支援、家族会との連携など、さまざまな取り組みを進めています。
認知症になっても安心して暮らせる地域をつくるために、現場の皆さんはどのような思いで取り組まれているでしょうか。
◇かしま東
認知症は、特別な病気ではなく、誰にでも起こり得る身近なことだと思います。だからこそ、もしもの時にも不安を抱え込まずに、孤立しないよう地域でお互いに顔の見える関係を築いておくことがとても大切です。日ごろからの何気ない声かけや関わりを大事にすることが、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりにつながると感じています。
◇かしま西
地域の中で、見守る目や気付く力が増えることが、認知症の方やご家族の大きな支えになります。私たち地域包括支援センターの職員も、医療、介護の専門職だけでなく、地域の皆さんと協力しながら、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを一緒に進めていきたいと思います。
◇市長
誰にでも起こり得る病気だからこそ、地域包括支援センターを中心に地域全体で高齢者の方を支えていきたいですね。
最後に、地域包括支援センターとして市民の皆さんへのメッセージをお願いします。
◇だいどう
地域の気付きが支援への第一歩です。「最近元気がない」「外に出てこなくなった」など、地域で気になる方がいたら、まずは声をかけてみてください。
そして、どんな些細な事でも遠慮せずに地域包括支援センターに相談してもらえれば、それが必要な支援につながることがあります。
◇なかの
地域包括支援センターは、皆さんのちょっとした不安から介護や健康の悩みまで、どんなことでも相談できる場所です。困ったときは、一人で悩まず、ぜひご連絡ください。
◇市長
地域包括支援センターは、鹿嶋市の高齢者福祉を支える大切な拠点です。今後はこれまで以上に高齢者の皆さんの命を守るため、最初に専門的な目で確認し、次の医療や、介護へつなげる支援を確立していってもらいたいと思います。人生100年時代と言われ久しくなりますが、鹿嶋市が高齢になっても自分らしく生活できる社会になることで、元気な高齢者のパワーを市の活気につないで、明るい未来にしていきたいですね。
地域包括支援センターの新しい体制により、支える人も、支えられる人もみんなが安心して暮らせる鹿嶋を目指して、地域の皆さんと一緒に「つながりで支えるまち」をつくっていきましょう。
■高齢化率の推移

平成27年、令和2年は総務省「国勢調査」、令和7年全国の数値は総務省「人口推計」、茨城県・鹿嶋市の数値は茨城県「常住人口調査」による。
■鹿嶋市の一人暮らし高齢者の現状(令和7年4月1日現在)
常住人口:64,251人
一人暮らし高齢者(70歳以上):2,956人(※)
※…市で訪問などにより調査した実数
