- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鹿嶋市
- 広報紙名 : 広報かしま 2025年9月号
鹿嶋で働き、鹿嶋を支える皆さんを紹介します。
■〔職業〕レンコン園スタッフ
鹿嶋の大地からレンコンの贅沢を
名前:和島 亜衣(わじま あい)さん
出身:香取市(神栖市在住)
略歴:東京でOLとして働く傍らフリーライブカメラマンとして活動。
帰郷後に鹿嶋で就職
◇仕事について
朝掘りたてのレンコンの根を、専用の小包丁で丁寧に切り取り、洗浄・等級分け・梱包まで一気に作業します。レンコンは皮が薄く折れやすいので、取り扱いにはとても気を使います。私はこの出荷作業のほかに事務や経理、経営戦略も担当しています。社長が失敗を恐れずに何でも挑戦させてくれるので、仕事にやりがいを感じます。
今の仕事に就く前は、東京でOLをしながらライブカメラマンをしていました。地元に帰り、仕事を探していたときに、ここのレンコン餃子を食べて就職を決めました。だからこそ、自信と誇りを持ってうちのレンコンを販売しています。美味しさに驚き、リピーターになってくれる方がたくさんいてうれしいです。
◇鹿嶋市の魅力
毎月1日、鹿島神宮へレンコンを奉納し、みんなの健康をお祈りしています。昨年の今ごろから始めたのですが、行くたびに「やっぱり鹿島神宮っていいな」と感じます。イタリアンレストラン「チェルボ」のパスタが好きで、うちの新レンコンを使ったメニューを作ってくれたので、食べに行くのを楽しみにしています。
鹿嶋市は、東京に住んでいた頃と比べて人の温かさを感じるまちです。子どもと一緒にいると話しかけてくれるし、お店の人とも自然に会話が弾みます。こうした人との触れ合いが鹿嶋市の魅力だと思います。
■太助レンコン園
場所:鹿嶋市荒野243
代表者:小原 健児
◇職場について
市内最大規模のレンコン農家。社長を含む日本人6人、ミャンマー・ベトナム人の技能実習生6人、計12人が和気あいあいと働いています。
社員のアイデアには、社長の「まずはやってみよう」が合言葉。チャレンジ精神と向上心が育つ職場です。
会社のモットーは「食で心を豊かに」