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■朝比奈 叶和(ASAHINA TOWA)選手

◇朝比奈選手のプロフィール
潮来市出身
牛堀小学校・牛堀中学校 卒業
鹿島学園高等学校 3年生(18歳)
鹿島アントラーズユースに所属
ポジション:DF
サッカー歴:14年

◇高円宮杯JFA U-18 サッカープレミアリーグ2025 EASTが開催中です。
鹿島アントラーズユースの戦いに目が離せません!
潮来からもみんなで応援しましょう!

◇潮来生まれ、潮来育ち 将来の夢はプロのサッカー選手
潮来市牛堀出身で、現在は鹿島アントラーズユースで活躍する高校3年生の朝比奈 叶和(あさひな とわ)選手。
鹿島アントラーズユース入団を機に寮生活を送っていますが、潮来で過ごした時間が、今の挑戦に繋がっています。かすみの郷公園で友達と練習したり、牛堀中学校時代、担任の戸高先生(熱心な鹿島アントラーズファン)によく声をかけてもらったり。家族や仲間、そして地元での応援を力に、夢に向かって挑戦を続けています。
鹿島アントラーズユースは、Jリーグ·鹿島アントラーズの下部組織(アカデミー)のひとつで、高校生の選手が所属しています。全国から集まった若者がプロを目指し、トップチームと同じ理念のもとで日々練習に励んでいます。
鹿島アントラーズは潮来市とも深いつながりを持ち、試合観戦や地域イベントを通じて市民にとって身近な存在です。そんなクラブの将来を担う選手に地元出身の朝比奈選手が活躍する姿は潮来に元気を届けてくれます。

◇サッカーをはじめたきっかけ
「お父さんがサッカーをやっていて、4歳の時に一緒にアントラーズの試合を見に行った際、プロの試合の迫力や選手の活躍する姿に感動して、自分もピッチに立ってやってみたいと思いはじめました。」

◇セレクションの思い出
アントラーズの下部組織のチームが選手を選抜するために行う選考会(セレクション)参加の際はどんな気持ちでしたか。
「もともとアントラーズのスクールに通っていたことがきっかけで小学校4年生の時にセレクションを受けました。お母さんから『いっぱい点を取ってきなさい』って言われて、とにかく全力で点を決めました。10点くらい取れたかな。合格が決まったときは、家族みんなで喜んでくれて、本当に嬉しかったです。」

◇記憶に残っている試合
「一番印象に残っている試合は、今年の7月に行われた、第49回日本クラブユース選手権(U-18)大会の準決勝、FC東京U-18戦です。逆転で追いついて、最後はPK戦で勝ちました。
決勝につながる大事な試合で、仲間と一緒に勝ち取れたことがすごく嬉しかった。3年間の集大成のひとつという気持ちで臨んだ試合なので、本当に心に残っています。」

◇日頃から心がけていること
「いつも『やり続けること、何事にも全力で、逃げないこと』を心掛けています。僕が大事にしている言葉は『凡事徹底』。当たり前のことを徹底してやる。その積み重ねが大事だと思っているので、練習も生活もその気持ちで取り組んでいます。」

◇学業との両立
「練習や試合で忙しいんですけど、勉強も大事にしています。テスト勉強は1週間前から追い込み型でやるタイプ(笑)。授業中は先生の話をよく聞いて、ノートの取り方も工夫しながら、授業内で理解できるように意識しています。学校までは自転車で40~50分かかるんですけど、その時間も体力づくりになっていると思います。」

◇寮での生活、普段の過ごし方
「高校1年生から寮に入っています。部屋は一人部屋で、洗濯や掃除も自分でやっています。普段は部屋で仲間と話したり、サッカーゲームをしたりして過ごしています。週6日は練習で、平日は4日間練習、週末は試合、月曜日が休みです。休みの日はボウリングに出かけたりすることもありますね。でも気になることがあると、つい自主練をしてしまいます。」

◇将来の夢
「将来の夢はプロサッカー選手になることです。そして日本代表にも関われるような選手になりたい。まずは大学で力をつけて、誰よりもサッカーに向き合いたいと思っています。プロになるために、普段から練習の質と量を意識して取り組んでいます。」

◇地域の皆さんにひと言
「潮来で育って、たくさんの人に支えてもらいました。だからこそ、将来プロになって、潮来の子どもたちに勇気を与えられる存在になりたいと思っています。」