- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県守谷市
- 広報紙名 : 広報もりや 2025年6月号
■健康な未来のために、今日からできること
◆健診を受けたあとは?
健診は受けて終わりではありません。受けた結果を見て、生活を見直したり、適切な医療につながる、といったその後の行動が大切です。
健診は、体のことを本気で考える第一歩です。自分はもちろん家族・友人の健康を守るためにも、健診・検診を勧めてみてください。そのちょっとした声掛けが、その人の未来を変えるかもしれません。
○R6年度特定健康診査でヘモグロビンA1cが5.6以上の方(有所見率)
糖尿病リスクのある方がこんなに!
・5.5%以下:正常値
・5.6%以上:糖尿病のリスクあり
・5.8~6.4%:糖尿病予備軍
・6.5%以上:糖尿病疑い
◆「食事」から未来を変える
健康診断で体のサインに気づいたあと、カギとなるのが、日々の「食事」。
ポイントをおさえて、生活習慣病を予防・改善しましょう。
○まずは…基本
・1日3食決まった時間に食べる欠食せず、朝食を食べよう!
・主食・主菜・副菜が揃ったバランスの良い食事をとるまずは3皿用意しよう!
・食べすぎないで腹八分目にしよう!
これらのポイントを日々の食事に取り入れてみてくださいね!
○血圧コントロール
高血圧予防には、減塩を心がけ、カリウムを積極的に摂ることが重要です。
・減塩を心がける
[調理の工夫]
減塩調味料やだしを効かせる、酢や柑橘系の酸味、シソやミョウガなどの香味野菜を活用することで、風味豊かに塩分を減らせます。
[汁物に注意]
汁物は塩分が多いので、毎食摂るのを避け、具だくさんにして汁の量を減らしたり、麺類の汁は、全部飲まないようにすることが大切です。
[加工食品の隠れた塩分に注意]
カップラーメンや食肉加工品、練り製品などには多くの塩分が含まれているため、食品成分表示をよく確認しましょう。
・野菜や果物を積極的に摂る
野菜や果物に含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。
○血糖値コントロール
血糖値の急激な上昇を抑えることは、糖尿病などの予防にとても大切です。
・野菜を先に食べる(ベジファースト)
食物繊維が豊富な野菜から食べ始めることで、糖の吸収が緩やかになり、食後の血糖値の急上昇を抑えられます。
・夕食は早めに済ませる
20~21時以降の食事は血糖値が上がりやすいため、早めに済ませましょう。または、補食として穀類を摂り、夕食は主菜や副菜のみを食べる「分食」がおすすめです。
○脂質コントロール
コレステロールや中性脂肪の管理は、動脈硬化などの予防につながります。
・食物繊維を摂る
野菜、海藻、きのこなどに多く含まれる食物繊維は、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。
・肉・卵から魚・大豆製品へ
青魚に多いDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)はコレステロールを下げる効果が期待できます。肉ばかりでなく、魚や大豆製品も積極的に摂りましょう。
■〈Information〉国民健康保険、後期高齢者医療被保険者の方へ「令和7年度医療機関健診」
かかりつけ医など、医療機関に直接予約をして、ご自身の都合に合わせて健康診査を受診できます。約14,000円の健診が、自己負担1,000円で受診できます。
対象:
・40歳以上の国民健康保険被保険者で、守谷市から発行された受診券をお持ちの方
・後期高齢者医療被保険者で、守谷市から発行された受診券をお持ちの方
自己負担額:1,000円
受診期間:7月1日(火)~令和8年1月31日(土)
受診の流れ:
(1)下記医療機関に直接予約をする
(2)受診券、保険証(資格の確認できるもの)、自己負担金1,000円を持参し、予約した医療機関で受診する
(3)受診から約1カ月後に医療機関で結果を受け取る
実施医療機関一覧(市外局番0297)
*同時眼底検査可能
眼底検査実施医療機関一覧
※受診券は5月上旬に対象者に個別送付しています。お手元にない方は保健予防課にお問い合わせください。
※同一年度に受けられる健診は次のうち1つです。
・人間ドック・脳ドック・集団健診・医療機関健診・JA組合員健診
※重複受診した場合、資格喪失後に健診を受診した場合は、全額自己負担となります。
※健診当日に資格を喪失している場合は、受診券は使用できません。
○国民健康保険被保険者のみ「かかりつけ医からの診療情報等提供事業」
生活習慣病の治療中の方で、診療時に測定した検査内容が特定健康診査の基本項目を満たす場合に、本人の申し出によりかかりつけ医が市へ提供することで、健診を受けたことになります。
※上表の医療機関に限ります。利用の可否についてはかかりつけ医師にご確認ください。
問合先:保健予防課 健康づくりG(保健センター内)
【電話】48-6000(音声案内1)