文化 『ARCUS』現在のアート・芸術文化を守谷から。

■4年目のアーカス・リサーチ
早いもので、今年でアーカス・リサーチは4年目を迎えます。新型コロナウイルス感染症による渡航制限の影響も徐々に緩和されはじめた2022年6月に、アーカス・リサーチは始まりました。この頃はまだ水際対策として入国にあたり査証が必要だったので、アーカスは参加者の詳細な滞在制作プランを外務省に提出したり、参加者は居住国の日本領事館や大使館で手続きしたりと、来日の壁は高く、ハラハラしたのを鮮明に覚えています。あれから3年。年を追うごとに枠組みや参加者も増え、プログラム開始からこれまでに計25組が参加するまでに発展しました。そして今年はなんと史上最多の11組の参加者を迎え入れます! アーティストだけでなく、研究者や建築家など、さまざまな人を対象とした短期レジデンスプログラムとして、少しずつ国内外で認知度が高まり、それが応募の増加につながっています。また、ウェルカムランチや滞在の成果を共有する会「Show&Tell」といった、守谷の皆さんと参加者が交流する機会が増えたのも嬉しいですね。
今年のアーカス・リサーチSummerにやってくるアーティストは、33件の応募から選ばれた5人。アラナ・バルトール(カナダ)、ジョーイ・ファエルソ(米国)、ダリル・リー(シンガポール)、ジャジーラ・バシール(インド)、ミンウー・リー(カナダ)で、6月6日~8月8日の期間でそれぞれ1~2カ月間、守谷で調査・制作に取り組みます。アーカススタジオにて歓迎会やShow&Tellを予定していますので、気軽にお問い合せください。皆さんのお越しをお待ちしています!

問合先:アーカススタジオ(もりや学びの里内)
【電話】46-2600 (10:00~18:00)
【メール】[email protected]