子育て 知っていますか?ヤングケアラー

ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている子ども・若者のことです。
・家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている。
・アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している。
・障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている。
・がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病や身の回りの世話をしている。
・日本語が第一言語ではない家族や障がいのある家族のために通訳をしている。

■ヤングケアラーは「普通のこと」?
家族の手伝い・手助けをするのは「普通のこと」と思うかもしれません。しかし、学校生活に影響が出たり、心や体に不調を感じるほどの重い負担が掛かっている場合は、社会的な手助けが必要です。
・家事・手伝いでの遅刻や早退が多い
・授業に集中できず成績に影響が出ている
・心や体に不調が出て悩みごとが増えた

○周りはどうしたらいい?
ヤングケアラーは家庭内の問題であり、表に出にくいものです。家族のことは言いにくい、さまざまな理由で誰にも相談していないヤングケアラーはたくさんいます。まわりの人が気づき、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思えるように、周囲の気づきが大切です。

[相談先]
・子育て支援課 子ども未来室(市民窓口センター)
・学校教育課(千代田コミュニティセンター)
【電話】0299-59-2111・029-897-1111 午前8時30分~午後5時 ((土)(日)(祝)、閉庁日除く)

[こども専用相談先]
文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」【電話】0120-0-78310(無料)
茨城県「子どもホットライン」【電話】029-221-818 1※年中無休24時間受付

『いばらき子どもSNS相談』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。午後6時~10時

問合せ:子育て支援課(市民窓口センター)