くらし What are the SDGs?

■第20回 目標13「気候変動に具体的な対策を」
SDGsの目標13は「気候変動に具体的な対策を」です。現在世界中で気候変動は起きており、日本においても過去30年間の熱帯夜の平均日数が、1910年からの30年間の平均の約2.8倍になるなど、例外ではありません。これらの気候変動は私たちの生活に大きな影響を与えており、突発的な豪雨は河川の氾濫や土砂災害を引き起こし、私たちの生活の安全を脅かします。
また、異常な高温は農作物の収穫量や品質に大きな影響を与え、海水温の上昇は漁業の水揚げ量の減少を引き起こすため、気候変動への対策は産業の持続可能性にもつながっています。気候変動とそれによる影響を緩やかにするためには、主な要因となっている温室効果ガスの削減と引き起こされる被害への事前の対策が必要です。目標13の達成に向けて私たちが日頃からできることとして、次が挙げられます。
・近場の外出は、徒歩や自転車を利用する。
・夏場に家の中の温度上昇を抑えるため、植物を生かしたグリーンカーテンを作る。
・マイバッグを持参し、プラスチック袋をなるべく使用しない。
・気象災害に備えて、蓄電池や備蓄飲料食料を用意しておく。
・気象災害に備えて、地域のハザードマップを確認しておく。
持続可能な社会の実現に向けて、できることから取り組んでいきましょう!
※1日本ユニセフ「気候変動に具体的な対策を」