子育て 特集 子育てするならなめがた(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県行方市
- 広報紙名 : 市報なめがた No.238(令和7年6月号)
安心できる環境の中で
未来をひらく子どもが健やかに
生まれ育つためのまちづくり
子どもは、未来に向かって無限の可能性を秘めています。それぞれの個性や能力を伸ばし、健やかに成長していくことは、地域や社会の未来にとって非常に大切なことです。
本市は、美しい水辺や豊かな自然環境に恵まれ、広々とした宅地面積を有するなど、子どもがのびのびと育つには魅力的な地域です。
■少子化の現状
「最近、近所で子どもの声を聞かなくなった」「昔と比べて、外で元気に遊ぶ子どもをあまり見なくなった」という地域の方の声を、よく耳にします。
全国的に少子化が進む中で、本市でも出生者数が年々減少しており、深刻な課題となっています。子どもや子育て世代である若者の数が減少することで、子育てするならなめがた特集地域の活力が失われてしまう恐れがあります。
■切れ目のない支援を
子どもを産み育てることに不安を感じる若者も少なくはありません。だからこそ、安心して子育てができるように、特に出産前から子育て期まで、切れ目のない支援が必要です。子育て世代が、気軽に育児のことを相談できる場所や、さまざまな子育て支援体制の整備が重要となります。
本市では、こども家庭センターやこども発達支援センターなど、気軽に育児相談できる場所があります。また、必要とする方が必要な時に利用できる、さまざまな事業や補助などがあります。
■協働・共生の子育て
子どもの数が少なくなっている今だからこそ、一人一人を地域で見守り、支えていくことが求められています。学校・行政・地域団体・企業など、多様な主体が連携し、協働・共生による子育て環境づくりを進めていく必要があります。
本特集では、市が実施している子育て支援事業の内容を紹介するとともに、実際に子育てをしている方々の声などを通じて、市の取り組みをお伝えしていきます。
■行方市こども計画(第3期行方市子ども・子育て支援事業計画)
本計画は、社会情勢や国の動向、子育てに関する現状を踏まえ、行方市子ども・子育て会議委員をはじめ、市民の方々と一緒に令和7年度から令和11年度までの計画として「行方市こども計画(第3期子ども・子育て支援事業計画を内包)」を策定しました。
■推計児童人口(0~17歳)
出典:住民基本台帳
■出生者数の推移
出典:茨城県人口動態統計、茨城県常住人口調査