- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県行方市
- 広報紙名 : 市報なめがた No.238(令和7年6月号)
■第14回 目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
SDGsの目標の7つ目は「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」です。
現在、世界では電力を使用できない人が7億人弱(※1)存在し、また石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料の燃焼によって、年間336億トンもの二酸化炭素が排出(※2)されています。これらの課題を解決するため、目標7の達成目標として次の3つが示されています。
・2030年までに、誰もが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにする。
・2030年までに、エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギー(※3)を使う方法の割合を大きく増やす。
・2030年までに、今までの倍の速さで、エネルギー効率をよくしていく。
私たちが、この目標に向けて日ごろから取り組めることの一つとして「節電・省エネ」が挙げられます。これから訪れる夏の節電対策として、無理のない範囲でエアコンの室内温度を上げることは一般的ですが、目詰まりしたフィルターを清掃することや、すだれやカーテンを使って窓からの直射日光を防ぐことも効果的です。また、電気だけではなく、ガスなどもお湯の出しすぎに注意する、鍋を火にかけるときはふたをするなど、ちょっとした工夫が資源の有効活用や省エネにつながります。持続可能な社会の実現に向けて、できることから取り組んでいきましょう!
※1 ユニセフ「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
※2 環境省資料「世界のエネルギー起源CO2排出量(2021年)」
※3 太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマスといったものを指します。