くらし 地域おこし協力隊 連載コラム(13)

令和5年11月から行方市地域おこし協力隊に着任して、早いもので1年半の月日が流れました。地域おこし協力隊の任期は最大で3年ですので、折り返しとなります。
イチゴに触れるようになって1年以上が経過し、この1年で育苗、ハウスの消毒、土づくり、畝立て、定植、マルチ張りなどの収穫が始まるまでのルーティンを経験することができました。イチゴは、シーズン中も来シーズンの苗づくりの作業を並行して実施するのですが、その苗づくりの過程も勉強させていただきました。収穫シーズンも5月で終盤となり、あともう一息で、忙しい時期も終わりとなります。
また、農業研修の傍ら、5月3日(土)~4日(日)に稲敷市の大杉神社で開催された穣醸市(じょうじょういち)で、研修先のイチゴを販売し、行方市産のイチゴのPR活動も実施しました。
当日は、茨城県各地の地域おこし協力隊も集まり、それぞれの自治体の地場産品や、自分で栽培した農産物販売を行いました。
今後、茨城県の広域連携にも力を入れ、県内各地で行方市をPRしていきたいと思います。任期は残り半分となりますが、引き続きよろしくお願いします。

■佐藤晶隊員
令和5年11月1日~現職
新規就農を目指し農業に従事するほか、市の農業を盛り上げるためのPR活動等を行う。マルシェ等の企画提案も実施。