くらし 「市報行方」で振り返る市制施行20周年

行方市は、平成17(2005)年9月2日に合併して、本年で20年になります。市報行方の発行は、20年間で240号を数え、各号で市の「今」を伝えてきました。本号では、市の20年を市報行方で振り返りたいと思います。

■平成17年 2005年
・9月
9月2日麻生町、北浦町、玉造町の合併により「行方市」が誕生
(人口40,770人、11,371世帯)

■平成18年 2006年
・4月
鹿島アントラーズのホームタウンに参画
・12月
市の花(ヤマユリ)・木(イチョウ)・鳥(シラサギ)を制定

■平成19年 2007年
・4月
統合玉造幼稚園が開園
行方市観光物産館「こいこい」がオープン
・11月
7色帆引き船が初操業

■平成20年 2008年
・4月
玉造中新校舎が竣工
・9月
市民憲章を制定
・11月
旧畑家住宅(麻生藩家老屋敷記念館)が県指定文化財に登録

■平成21年 2009年
・10月
行方市消費生活センターがオープン

■平成22年 2010年
・3月
茨城空港が開港
行方市農業振興センター、ふれあい情報館がオープン
・6月
「手賀ふれあいの森」が開園
・9月
市制施行5周年
(人口38,552人、11,713世帯)

■平成23年 2011年
・3月
行方市無料職業相談所を開設
東日本大震災(震度6弱)、行方市災害対策本部を設置
・9月
「なめがた大使」誕生、6人に委嘱

■平成24年 2012年
・3月
麻生小、行方小、小高小、小貫小、三和小、麻生中、麻生一中が閉校
・4月
統合麻生小、統合武田小、統合麻生中が開校
・9月
「なめがた大使」4人に委嘱
「行方市のうた」を発表
市民交流促進総合ポータルサイト「なめがた日和」が開設

■平成25年 2013年
・3月
太田小、大和一小、大和二小、大和三小が閉校
・4月
天王崎観光交流センター「コテラス」がオープン
麻生東小が開校
・5月
行方市マスコットキャラクターの名称が「なめりーミコット」に決定

■平成26年 2014年
・3月
玉造小、手賀小、玉川小、現原小、玉造西小、羽生小が閉校
・4月
統合玉造小が開校
統合麻生幼稚園が開園
・11月
第1回行方ふれあいまつりが開催

■平成27年 2015年
・9月
市制施行10周年
(人口36,856人、12,760世帯)
・10月
大和三小跡地を活用した「なめがたファーマーズヴィレッジ」がオープン

■編集エピソード(1)
□105号(平成26年5月号)
新校舎の前で、閉校した小学校のそれぞれの体操服を着てもらって撮った1枚。統合して新しい小学校になっても、昔の小学校をいつまでも忘れないでほしい、そんな思いを込めて表紙にしました。

□68号(平成23年4月号)
東日本大震災で日常が一変しました。余震が続く中で、災害関連の正確な情報を、一刻も早く市民の皆さんに届けるため、発行間際のギリギリまで「今、必要なこと、伝えるべきこと」を必死にまとめました。

■平成28年 2016年
・3月
津澄小、要小、武田小が閉校
・4月
北浦小が開校
・10月
なめがたエリアテレビが開局

■平成29年 2017年
・2月
なめがたお仕事情報局が開局
・10月
JAなめがた甘藷部会連絡会が第56回農林水産祭で「天皇杯」を受賞

■平成30年 2018年
・3月
なめがたエリアテレビ簡易劇場が完成、行方市情報交流センターがオープン
三昧塚古墳出土資料が国指定重要文化財に登録

■平成31年 2019年
・3月
第1回茨城100kウルトラマラソンin鹿行(ROKKO)が開催
・8月
第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」が開催
・11月
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」がナショナルサイクルルートに指定

■令和2年 2020年
・3月
新型コロナウイルス感染症の影響により小・中学校が休校
水の科学館が閉館
・9月
「行方ブランド」ロゴマークを策定
市制施行15周年
(人口33,913人、12,996世帯)

■編集エピソード(2)(連載編)
□80号(平成24年4月号)~140号(平成29年4月号)
心を込めて育てている生産者のお話を伺うのは、月に一度のとても楽しい時間でした。取材時の私のこだわりは「手書きのメモ」で、一言も聞き逃さないよう、耳も手もフル稼働。メモを読み返しながら、校了日のギリギリまで推敲(すいこう)しました。取材のたびに、生産者のお人柄に触れて心が温かくなりました。

□57号(平成22年5月号)~79号(平成24年3月号)
学校統廃合前、市内には小学校が18校、中学校が4校ありました。22校全ての校舎を訪ね、先生方の思いや在校生の声を取材しました。廊下を走る音、教室から響く笑い声、黒板に残るチョークの文字。一つ一つが、その学校の歴史であり、地域の宝だったように思います。

■市報行方デジタルブック「カタポケ」
平成29年5月導入(茨城県内初)
・文字が大きく見やすい
・音声読み上げ
・多言語対応(10言語)

■臨時号
緊急のお知らせや、通常号では伝えきれない情報を、市民の皆さんに迅速に伝えるために発行しました。

■令和3年 2021年
・1月
行方市ECサイト「なめがたさんちの特選マルシェ」が開設
・7月
聖火リレーを行方市で実施
・11月
デジタルガバメント宣言を行う(茨城県内初)

■令和4年 2022年
市報200号

■令和5年 2023年
・3月
「行方かんしょ」が地理的表示(GI)保護制度に登録
・4月
榎本スポーツ交流センターがオープン

■令和6年 2024年
・1月
能登半島地震
・3月
「なめがた大使」2人に委嘱
・4月
こども家庭センター、こども発達支援センターがオープン
・7月
「霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ」がオープン

■令和7年 2025年
・2月
フィリピン共和国のダナオ市と「友好交流都市協定」を締結
・3月
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で、第15回ロケーションジャパン大賞部門賞「撮影サポート部門」を受賞
・9月
市制施行20周年
(人口31,029人、13,113世帯)
※令和7年8月1日時点

■編集エピソード(3)
□216号(令和5年8月号)
撮影した日は猛暑日。少しでも涼しげな写真を届けたいと思い、水遊びをするお子さんに声をかけ、モデルになってもらうことに。水しぶきがしっかりと写るようにと思い「こっちにいっぱい水をかけて!」と声をかけながら、何枚もシャッターを切りました。撮影が終わったころには、ずぶ濡れになっていました。

□176号(令和2年4月号)
新型コロナウイルス感染症の影響により、臨時休校となった中で挙行された卒業証書授与式。出席者の制限、時間短縮、規模縮小など、初めての状況で戸惑いもありました。しかし、式の最後に行われた卒業生全員での合唱により、感動に包まれる素晴らしい時間となりました。

■市報行方のバックナンバー
過去の市報行方は、市公式ホームページ、本紙QRコードからご覧いただけます。

■市報行方表紙の移り変わり
少しでも多くの方に手に取って読んでもらえるように、時代とともにデザインを変えながら、工夫を凝らして作ってきました。