- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県行方市
- 広報紙名 : 市報なめがた No.241(令和7年9月号)
■第17回目標10「人や国の不平等をなくそう」
SDGsの目標10は「人や国の不平等をなくそう」です。世界で起こっている不平等には、さまざまなものがありますが、例えば経済的不平等に目を向けると、豊かな10%の人が世界全体の富の約76%を持っているなど、格差が広がっています(※1)。
不平等の背景として年齢、性別、障がい、人種、民族、生まれ、宗教、経済状態などが挙げられますが、目標10ではそれらにかかわらず、全ての人が、能力を高め、社会的、経済的、政治的に取り残されないことを目指しています。
日本で問題となっている不平等の一つとして、男女間の格差があります。特に経済分野において、平均年収では女性が得られる給料は、男性が得られる給料のうち約75%しか得られていません(※2)。
目標10の達成に向けて私たちが日頃からできることとして、次が挙げられます。
・差別や不平等について話し合う機会をつくる。
・募金や寄付を行う。
・ボランティア活動に参加したり、困っている人がいたら声をかけたりする。
持続可能な社会の実現に向けて、できることから取り組んでいきましょう!
※1日本ユニセフ「人や国の不平等をなくそう」
※2内閣府男女共同参画局「男女間賃金格差(我が国の現状)」