くらし What are the SDGs?

■第18回 目標11「住み続けられるまちづくりを」
SDGsの目標11は「住み続けられるまちづくりを」です。この目標での「住み続けられるまち」とは、すべての人が安全に安心して暮らせるまちのことを言っており、
・都市化(※1)により、スラム(※2)の問題や、大気汚染、農村部との地域格差が発生している。
・世界で約2,640万人が、洪水・台風・地震等の自然災害の影響を受けて家を追われている(※3)。
といった現状があり、改善が目指されています。
日本では、全ての人が安心で使いやすいインフラの整備の他、都市化、少子高齢化に伴う都市部以外の過疎化等が課題として挙げられます。特に、過疎化は本市でも課題となっており、地域の経済・社会の持続、環境保全のため、改善に向けてできることから取り組む必要があります。目標11の達成に向けて、私たちが日頃からできることとして、次が挙げられます。
・公共交通を積極的に活用する。
・災害リスクについて知り、できる範囲での備えをする。
・誰も取り残さない持続可能なまちづくりについて、話し合う機会をつくる。
持続可能な社会の実現に向けて、できることから取り組んでいきましょう!

※1 人口が農村部から都市部へ移動し、都市に集中する現象のこと。現在、世界人口の55%程度が都市に暮らしており、2050年までに70%近くに達するとみられている(国際連合広報センターホームページ)。
※2 都市の貧しい人々が住む地域(日本ユニセフ協会ホームページ)
※3 日本ユニセフ「住み続けられるまちづくりを」