- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鉾田市
- 広報紙名 : 広報ほこた 令和7年11月号
■鉾田市男女共同参画推進事業
誰もが活躍できる共生社会へ
市では、男女共同参画推進事業の一環として、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指し、地域で活躍する女性を「ロールモデル」としてご紹介していきます。「ロールモデル」とは、生き方や働き方の参考になり得る存在のことです。
今回は市内在住でファイナンシャルプランナーとしてご活躍されている片岡真紀さんにお話を伺いました。
■家計と心を整え笑顔と安心を広げたい
ファイナンシャルプランナー 片岡真紀さん(41)
職業:ファイナンシャルプランナー・講師
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP
その他の活動:市民ミュージカル劇団ほこ劇テトテ団長
◇ファイナンシャルプランナーを始めたきっかけは?
様々な制度を知っているか知らないかで生活に対する不安は大きく変わると考えており、ファイナンシャルプランナーの資格を活かして相談業務を小さくスタートしました。
その後、講師依頼もいただくようになり、現在はライフプランや家計に関する個別の相談業務と講師として活動しています。
◇仕事や活動を続けていく上で、「これが力になっている」と感じるものはありますか?
家族の応援です。夫も子どもたちも「いいじゃん頑張りなよ~」と、ある種無責任に応援してくれるので、「いやいや大変なんだよ」と思いつつも、やってみるかという気持ちになります。これが案外いい結果を生んだりするので不思議なものです。
◇仕事と家庭、プライベートのバランスをどのようにとっていますか?
正直に言うと、いまだにバランスが取れているのかわかりません。仕事が詰まってしまうと家の中はすぐグチャグチャだし、イライラもしてしまいます。なので、できるだけゆとりを持とうという気持ちは持ち続けています。
また、プライベートで劇団の活動を行っているので、作り上げる楽しさを自分のエネルギーに変えている部分はあると思います。
◇子どものころは、どんな子どもでしたか?
基本は人見知りで小心者でウジウジしているんですが、自分が納得いかない場合には大人にも食ってかかる頑固者でした。今も大して変わっていないと思います。
◇これまでで一番のチャレンジは?
初めて講師の営業をしたときでしょうか。公的機関などに電話でアポイントをとってから、自分ができることをまとめて資料にしてお持ちしたのですが、相手の反応がわからなくてとても緊張したことを覚えています。皆さん優しく対応してくださるのでとてもありがたかったですし、そこから1件1件の依頼が生まれていったので、初めてのことは怖くてもやってみるものだと思いました。
◇今後挑戦してみたいことはありますか?
「人生設計」や「ライフプラン」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、それらは日々の家計の延長線上にあります。もっと多くの方が、無理なく先を見通した家計設計をできるようサポートしたいです。その時に「まず相談してみよう」と思ってもらえる、身近な窓口でありたいです。
◇メッセージ
▽片岡さんから、新しいことに挑戦しようとする方々へ
私は心配性で、新しいことが苦手です。失敗したらどうしようと考えるのですが、それは裏を返せば「最初から成功しようとしている」ということだと思うと、それは思い上がりだなと笑ってしまいます。
致命傷にならないように準備はしつつ、でも失敗することも織り込んで挑戦していくのが良いのではないでしょうか。私もまだまだなので、ドキドキしなが家計と心を整え笑顔と安心を広げたいらこれからも進もうと思っています。
問合せ:市役所 まちづくり推進課
【電話】36-7154
