- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県小美玉市
- 広報紙名 : 広報おみたま 令和7年5月号
◆現役の民生委員児童委員に聞きました!
現役の民生委員児童委員として活躍している3人の方に、委員になったきっかけや活動の中で感じたやりがいなどを語っていただきました。
○恩返しの気持ちで
担当:十二所
宮川和仁(みやかわかずひと)さん
定年退職前に前任者から後任として打診されました。重責への不安から困惑したものの、当時の区役員などから熱心な推薦を受け、地域住民としての責務を果たそうと引き受けました。
活動は、一人暮らしの高齢者の見守り・安否確認が主で、日課の散歩を兼ねて声かけの訪問を行っています。また、各班から選出される福祉員との情報交換会を定期的に開催する活動にも取り組んでいます。
地域の皆さんの生活を支えることにやりがいを感じます。私が引越してきた中学2年生のときに親世代にお世話になった経験から、恩返しの気持ちを持っています。困っている方々に手を差し伸べ、安心して暮らせる環境を提供することで、地域社会に貢献したいと考えています。
○気負わずに活動
担当:宮田 下田一 下田二
押手(おして)ひろ子さん
福祉事務所からの突然のご依頼に、自分の仕事や年齢のこともあり、当初はお受けするか迷いました。しかし、民生委員の方には亡き母がお世話になり感謝していたこともあって、微力でもお役に立つことができればと思い、委員になりました。
担当している方への訪問や電話などの見守り活動、状況に応じて行政へのつなぎ役の役割などを担っています。活動の幅は広いですが、わからないことは先輩委員や事務局に相談しながら、気負わずに活動しています。
経験が浅く不安もありますが、定例会などを通して福祉制度への理解を深めています。地域の方と行政との橋渡し役ができ、役割が果たせたと実感したときや、尊敬できる委員の皆さまと活動できていることにやりがいを感じます。
○地域を見守りながら
担当:玉里中台
植田恵子(うえたけいこ)さん
市の障がい者団体のボランティアをしている縁で、職員の方から民生委員の後任のお話があり、少しでもお役に立つことができればと思い、お引き受けしました。
独居高齢の方や障がいのある方への個別訪問でいろいろとお話を伺い、悩みがあれば行政につなげたり、生活保護申請の支援をしたり、学校訪問も行っています。年末には社会福祉協議会からの依頼で、独居高齢者のお宅におせちセットをお届けしました。
昨年11月に玉里学園義務教育学校で防災フェスティバルが開催され、生徒の皆さんとともに民生委員児童委員も参加しました。世代を越えてたくさんの方と交流ができ、大切な時間でした。これからも地域を見守りながら活動していきたいです。
■今年は3年に一度の一斉改選の年
民生委員児童委員として一緒に活動しませんか?
民生委員児童委員は厚生労働省から委嘱される非常勤の地方公務員です。任期は3年で、定数は89人です。任期満了に伴い、2025年12月以降の民生委員児童委員を担ってくださる方を探しています。現役の委員や地域の方から推薦の声がかかった際はぜひご協力ください。
・特別な知識や経験は必要ありません
・行政や社会福祉協議会がサポート
・お仕事との両立もOK(可能な範囲の活動)
・18歳以上の方
詳しくはこちら:【ID】009439(二次元コードは本紙をご参照ください)
問合せ:
社会福祉課 社会福祉係【電話】0299-48-1111(内線3224)
福祉事務所小川支所【電話】0299-48-1111(内線2111)
福祉事務所美野里支所【電話】0299-48-1111(内線1170)