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『人生会議(ACP)してみませんか』

ご自分の最期の時のことは、考えていますか?
まさかの時・もしもの時は誰にでも起こる可能性があります。命の危機が迫ったとき、自分の想いは正しく伝わらないことが多いといわれます。自分の希望する医療やケアを受けるために大切にしていることや、どんな医療などを望むのか、自分で考え、それを信頼できる周りの人と話し合い共有することを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と言います。

まずは、自分で大切にしていることを考えます。自分が大切にしていることや譲れないことが人生会議の土台になります。
次に、自分の想いを伝えられなくなったときに、代わりに伝えてくれる信頼できる人を選びます。そして、その方(たち)と話し合い、共有をします。改まって話すことも、日常生活での会話も人生会議の種となります。人生会議を重ねることで、お互いの理解を深め、もしもの時に自分の望む医療などが受けられ、周りの人のこころの負担の軽減にもつながります。
もし、医療や介護を受けていれば、かかりつけ医や医療・介護のスタッフとも話し合ってみましょう。自分の健康状態や今後予想されることなどを知り、自分の望む医療やケアについて理解してもらう機会となります。
そして、話し合った内容は記録しておきましょう。
エンディングノートがあれば、そちらに記入しましょう。エンディングノートは町でも配布しています。こちらに記入することで、自分の考えを整理したり明確にすることができます。書いて終わりではなく、何度でも書き直したり、加えたりすることも大切です。
年齢に関係なく人生会議について考えてみてはいかがでしょうか。

※五霞町わたしの未来ノート(エンディングノート)についてはP7をご覧ください。

(健康福祉課 保健師)