くらし 【暮らしの情報欄】消費生活相談だより

■便利な「旅行予約サイト」　トラブル防止のためのチェックポイント
ホテルや飛行機の予約に便利な「旅行予約サイト」。簡単に予約できますが、思わぬトラブルになることもあります。サイトが日本語でもカスタマーサポートは海外ということもあります。サイト利用時のチェックポイントをご紹介します。

▽相談事例
(1)旅行予約サイトで5カ月先の温泉宿をとりあえず予約した。2時間後にキャンセルしたがキャンセル料が100%発生した。旅行サイトを運営する海外事業者に国際電話をし、宿にも直接交渉したがキャンセル料無料の設定はなく、予約サイトにも「キャンセル料無料」の表示はなかった。5カ月先の予約を2時間後にキャンセルしたのに納得できない。
(2)海外旅行予約サイトで海外のホテルの予約をした。予約の際、返金不可の記載がすぐに見つからなかった。その日のうちにキャンセルを申し出たが「返金不可のプランだ」と言われた。

▽アドバイス
・キャンセル条件や契約内容をよく確認しましょう。キャンセル料100%の場合、予約を確定すると修正や変更ができず料金が全額請求されます。
・予約確認メールは大切に保管しましょう。キャンセル条件などの契約内容が明記された大切な情報です。
・サイト運営事業者が日本の事業者か海外の事業者かを確認しましょう。海外事業者の場合、トラブルになった際、日本の法律などを用いた交渉が難しい場合があります。また、カスタマー対応窓口の情報(電話・メール窓口開設時間・窓口対応言語など)も確認しましょう。
参考：国民生活センター

問い合わせ：
(1)まち未来創造課　消費生活相談窓口
毎週月・水曜日(祝日除く)午前10時～正午、午後1時～5時
・リモート相談もご利用ください!…毎週火・木曜日(要予約)
【電話】68-2211(内線246)
(2)茨城県消費生活センター
平日と日曜日(日曜日は電話のみ)午前9時～午後5時(日曜日は午後4時まで)
【電話】029-225-6445
(3)国民生活センター(消費者ホットライン)
年末年始を除く　午前9時～午後4時
【電話】188(いやや!)
※他市町村へのご相談はご遠慮ください。