- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県利根町
- 広報紙名 : 広報とね 2025年10月号 No.739
■田井隊員
8月23日に「第9回走りの教室」を開催することができました。夏休みの忙しい中でも合計6名が参加してくれました。ご協力・ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!今回も熱中症対策として、利根小体育館で行いました。リズムトレーニングを導入として、陸上競技や全てのスポーツの鍵となるテンポの良い動きを学びました。楽しそうに音に合わせて動き回る子どもたちの笑顔にすごく癒された時間でした。また、皆さまのおかげで、中学生の学校部活動地域移行版「すぽかるとね」でも、子どもたちが楽しく活動しております。事務局ではさらなる内容の充実に向けて、指導者を募っております。お知り合いにスポーツ指導が可能な方がいらっしゃいましたら、詳細を役場生涯学習課までご紹介いただけますと幸いです。引き続き走りの教室やスポーツ関連事業、教育分野などを通じて利根町へ貢献していきたいと思っております。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。
■稲垣隊員
「走る協力隊」稲垣鉄平です。7月下旬に1泊2日で群馬県上野村へ行ってきました。町が主催する自然体験交流事業に参加する利根小学校児童の、引率・サポート係として帯同してきました。天候にも恵まれ、子どもたちは川遊びや星空観測、フィールドアスレチックなど自然を感じる遊びやスカイブリッジ、不二洞など自然が作り上げた景色の観察など、とても刺激的で楽しい2日間だったのではないかと思います。ちなみに、自分も早朝に峠のランニングを楽しんできました。参加した子どもたちには、これをきっかけに利根町の自然環境にも目を向けてもらい、田園風景の素晴らしさなどにも気づいてくれたらと思います。自身にも学びがあったので、今後の協力隊活動で発信していきたいと思います。
■藤田隊員
こんにちは!藤田です。空き家の利活用について、現在、惣新田の農地付き空き家を1軒お借りして、農的暮らしのワークショップスペースとして再生すべく、整備を進めています。8月からは、大学生のボランティア4名がお手伝いに来てくれています。空き家の敷地や農地の草刈り、倉庫の片付け、残置物の処分、清掃など、私1人では数日かかる作業が、若い力のおかげで半日、1日でスイスイ進み、大変感謝しております。現在、農地ではさつま芋を栽培しており、この秋には大学生ボランティアにも協力いただき、芋掘りや、新たな作物の作付け体験会などを実施したいと思っています。町内外の皆さまにもぜひご参加頂きたいと思ってますので、ご興味のある方は、お気軽に藤田までご連絡ください。
■安藤隊員
空き家コーディネーターの「ドゥーさん」こと安藤です。最近、空き家利活用のための活動をとおして、多くの事業者さんを訪問、打合せをする機会が増えました。空き家問題一つを解決するために、さまざまな専門家が関わっていることを日々実感しています。空き家問題が複雑化する主な原因は、所有者の事情に加え、相続、税金、管理、売買といった多くの要素が絡み合うことにあります。これに地域や環境の問題が加わると、さらに事態は複雑化します。こうした問題から「後回しにしよう」と考えがちですが、その結果、家が廃墟化したり、管理が行き届かずに雑草が生い茂ってしまうケースが少なくありません。問題が大きくなる前に、まずは家族間で早めに話し合うことが大切です。「誰が家を継ぐのか」「どのように管理していくのか」を明確にすることは、空き家問題を解決するための第一歩です。その話し合いのきっかけとして、国土交通省が発行している「住まいのエンディングノート」の活用をおすすめします。このノートは、国土交通省のウェブサイトや、利根町役場でも配布していますので、ぜひご活用ください。