健康 できることから始めよう 健康づくり(3)

■歯と口の健康編
6月4〜10日は「歯と口の健康週間」です
歯と口の健康を保つことは、歯周病などの歯科疾患の予防の他、全身の健康状態にも大きく影響し、健康寿命の延伸にもつながります。
この機会に歯と口の健康に関する正しい知識や、歯周病・むし歯予防に関する適切な生活習慣の定着化を図りましょう。

◆8020(ハチマルニイマル)運動とは?
8020運動とは、「80歳になっても20本の歯を保つ」運動のことです(※1)。80歳の時点で自分の歯が20本以下の人が、2人に1人(※2)で、「進行した歯周病がある人の割合」は、30歳で受診者の半数近くとなり、50・60歳と年齢を重ねるごとに増加(下の表参照)しています。
歯を失う原因で最も多いのは、歯周病です。歯周病は、初期の頃にはほとんど自覚症状がありません。知らない間に進行し、放っておくと最終的に歯を失ったりするだけでなく、糖尿病や脳梗塞、認知症などの病気にも影響があります。
定期的な歯科健診での「プロケア」と日常的な家庭などでの「セルフケア」が重要です。

◇進行した歯周病がある人の割合(%)

出典 令和5年度歯科健診結果より

※1 厚生労働省・日本歯科医師会による。
※2 令和5年「宇都宮市市民健康意識調査」より。

◆歯のケアをしよう
◇日常的な家庭などでの「セルフケア」
自分の口の中の状態をセルフチェックしましょう。
・歯茎が腫れることがある
・歯を磨くと出血する
・歯がグラグラする
・時々、歯が浮いた感じがする
・歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
・口臭が気になる
1つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。歯科医院を受診しましょう。

◆定期的な歯科健診での「プロケア」
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20~70歳の5歳刻みの年齢の人は、虫歯や歯周病などの検査、歯みがき指導。76・81・86歳の人は、歯・歯肉の状態や入れ歯の状態などのチェックをします。
対象:
満20・25・30・35・70歳、76・81・86歳…個別健診、
満40・45・50・55・60・65歳…個別健診または集団健診を受診できます。
費用:500円(※)。
持ち物:歯科健診受診券、マイナ保険証または有効期限内の健康保険証。
その他:個別健診は、電話で、市が指定する歯科医院へ。集団健診は、集団健診予約システムの申し込みフォームに必要事項を入力するか、電話で、集団健診予約センター【電話】611-1311へ。
※20歳の人は、「20歳(ハタチ)の歯科健診受診券(無料券)」が届きます。70歳以上、後期高齢者医療制度加入者、生活保護受給者、市民税非課税世帯に属する人は無料。

◆歯と口の健康週間イベントを開催します
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1 よい歯ではっぴぃチャレンジ
日時:6月8日(日)午前10時~11時30分(受付時間)。
内容:(1)お口のチェック(2)親子ではっぴぃクイズ(3)はっぴぃ講話。
対象:3歳以上の就学前の幼児〜小学2年生。
その他:(1)(2)(3)すべて参加した人には、記念品をプレゼントします。

2 口腔内検査・口臭測定・ブラッシング指導・お口と歯の相談会
日時:6月8日(日)午前10時~午後3時30分。
内容:歯科医師による歯やお口の健康相談、歯科衛生士によるむし歯菌検査、口臭測定、ブラッシング指導。

3 歯と口の健康週間ポスター・作文・標語の入選作品展示
日時:6月5~10日、午前9時~午後4時30分(10日は正午まで)。

会場:市保健センター(トナリエ宇都宮9階)。
申込方法:当日、直接、会場へ。

問合せ:市保健センター
【電話】627-6666

問合せ:
健康増進課【電話】626-1129、
市保健センター【電話】627-6666