くらし おやまブランドセレクション vol.5

小山の魅力を市内外に発信し、市の知名度向上と地域経済の活性化および誘客の促進を図るため、「市民が選ぶ」をコンセプトに、市民が自慢できる、小山の誇れる特に優れた産品等を「おやまブランドセレクション」として認定しました。(【食品部門・ものづくり部門】【キャラクター部門】の計13品)
今回は、生井っ子プロジェクトの「生井っ子(コシヒカリ精米)」をご紹介します。

◆おやまブランドセレクション認定品【食品部門・ものづくり部門】
生井(なまい)っ子(こ)(コシヒカリ精米)

▽生井地区で作る、やさしさのこだわり米
今回ご紹介するおやまブランドセレクション認定品は、“生井っ子(コシヒカリ精米)”です。
“生井っ子”という名前には、わが子を慈(いつく)しむように育み、消費者にもかわいがってもらいたいという願いが込められています。生井っ子は現在、生井地区の18戸の農家で生産されており、品種は人気のコシヒカリ。環境に配慮し、減農薬・減化学肥料で育てた特別栽培米です。
おいしさの数値を測る食味計による測定や様々な厳しい検査を通過し、基準を満たしたお米だけが、生井っ子として販売されています。香りや甘み、粘り、やわらかさが魅力の、こだわりの一品です。

▽生井っ子プロジェクト 会長 池貝 孝雄(いけがいたかお)さんに伺いました
池貝さんは、生井地区で50年以上にわたりお米づくりに尽力されています。猛暑や雑草・害虫への対応など苦労も多い中、安全・安心で美味しいお米を届けたいと、品質に妥協せず日々努力を重ねています。地域農業の振興を図ることを目的に平成16(2004)年に生井地区の農家で設立された「生井っ子プロジェクト」では、現在会長として活動中です。
池貝さんは、「会員全員が一丸となり、心を込めて生井っ子を栽培している。販売会で生井っ子を心待ちにしてくださるお客様がいるのは本当に嬉しい。『おいしかった』の声が一番の励み」と笑顔で話します。「若い人にも参加してもらい、これからも皆で生井っ子の生産を続けたい」と今後の思いも語ってくれました。

生井っ子プロジェクト
〒323-0053 小袋201
【電話】33-1311
(JAおやま西部営農支援センター)