くらし 消費生活センターメモ No.505

◆ネット広告で格安料金の業者を慌てて呼んだところ高額請求された
◇事例
ブレーカーが落ちたため、ネットで検索した「電気修理3,000円~」と広告のあった業者に連絡した。来訪した業者から「このままでは火事になる。分電盤を交換した方がいい。30万円かかる」と言われた。工事をしてもらったが高すぎる。

◆トイレの詰まり、水漏れ、害虫駆除、エアコン等の家電修理、鍵の紛失、ロードサービスに注意
「トイレが詰まって流れない」「ハチの巣ができた」「エアコンが故障した」など、暮らしの中で困った出来事が突然発生した際、修理を急ぐあまり、ネット広告などで探した業者に修理を依頼してトラブルに遭うケースが急増しています。

◆広告の料金はうのみにしない
ウェブサイトの広告で「○○円から」「基本料金△△円」などと安い価格が表示されていても、このような料金で依頼できるとは限りません。

◆「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる点検商法などの訪問販売が増加!
業者から「今修理しなければならない」と高額な契約を急がされても、その場で契約せずに作業を断りましょう。作業後に消費者がクーリング・オフを主張しても、「消費者から依頼を受けて修理したので訪問販売ではない」といって、事業者がクーリング・オフに応じないことがあります。

緊急時に備え、事前に電力会社やメーカーなどを確認し、信頼のおける事業者を調べておくと安心です。

相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)
平日9:00~12:00 13:00~16:00 ※相談料無料