- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県さくら市
- 広報紙名 : 広報さくら 令和7年6月1日号
■今月の特集
▽訪問リハビリで生活行為の再獲得を
介護保険制度の中で、リハビリテーションの専門職である理学療法士・作業療法士が利用者宅を訪れる訪問リハビリがあります。
訪問リハビリでは利用者の疾病や障がい・加齢によって困難となった生活行為を再獲得できるような訓練を、実際に生活する自宅で行うため、具体的な生活行為に焦点を当てたリハビリテーションが受けやすくなります。そのため、筋力トレーニングや体操などの機能訓練だけではなく、生活行為訓練が中心になります。
施設入所や通所リハビリなどの訓練と違い、利用者が生活する自宅で生活行為の訓練となるため生活に汎化しやすくなります。また、在宅で生活しやすいよう福祉用具の使い方や、家族への介助方法などのアドバイスも行えるため、自立支援や社会参加を促しその人らしい生活が可能となります。
気になることがある方は、担当ケアマネジャーや地域包括支援センターまでご相談ください。
※生活行為:起居・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容・掃除・料理・洗濯・趣味・仕事など
気になることがある方はご相談ください。
執筆:ケア・ステージ氏家 作業療法士 佐藤猛郎
問合先:高齢課
【電話】681-1155